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楽しみ方豊浦神社のお参りの記録一覧

他に走っている車もいない中、快調にドライブしていたら、「神社」の文字も鳥居も見えなかったのですが、神社っぽい雰囲気を感じ取り急ブレーキをかけて横を見ると、通り沿いに鳥居はないものの、やはり社号標が立っていて神社だと確認が取れたので参拝しました。
鬱蒼と茂った鎮守の杜の中にどっしりと鎮座していました。
ひと際大きなクスノキやバクチノキがシンボルのようになっています。
そして拝殿前には、氏子と神社の関係(この神社特有のものではなく、一般論として)について詳細に書かれた冊子が数冊置かれていて、ご自由にお持ちくださいと書かれており、興味があったので座り込んで読みふけりました。
そして1つ疑問に思ったのは、このような立派な神社があるのに、なぜここに集落がないのか?ということです。
由緒書を読むと、この地に仲哀天皇がいらっしゃり、この素晴らしい風光と、敦厚な民情を喜ばれてしばらく滞在したというのがきっかけだったようですが、この豊浦の地には現在は民家が1軒もないのです。
高齢化で廃村となってしまったのかと思い、昭和戦前期の古い地形図を見ても、ここ豊浦には神社以外の建物が全く記されておらず、三浦からの道(車が通れる道路ではなく徒歩専用)が描かれているだけでした。
つまりいつの時代までここに人が住んでいたのかは不明ですが、昭和戦前期からはすでに1人も住んでおらず、豊浦ではなく三浦の人々の信仰を集める神社であったということです。
それでは、なぜ人が住まなくなってしまったのか、謎は深まるばかり。
紀北町の郷土資料館などで町史を紐解く必要がありそうです。













紀北町三浦の豊浦海岸に向かって鎮座されています。
豊浦神社は日本武尊の御子14代仲哀天皇(ちゅうあい)によって創建された由緒ある神社で、
社叢は1963(S38)年9月12日に県の天然記念物に指定されました。旧三野瀬村三浦の岬の突端にある境内、約50アールにわたって暖地性植物が繁茂しています。

参道入口

社号標


由緒書

豊浦神社社叢標
クスノキが平成3年の環境庁による巨樹・巨木林調査報告書で三重県下4番目の巨木とされています。また、三重県内最大級といわれている樹高約25mのバクチノキもあります。バクチノキの名は、樹皮が剥がれやすいので博打に負けて衣を剥がれることに例えています。三重県のレッドリストに掲載されているタチバナも境内に自生しています。

手水舎

火除橋

クスノキは巨木で樹齢千年ともいわれ、石段脇、境内のほぼ中央に立って神社全体を見守っているようにも見えます

御神木の楠木

歌碑でしょうか難しくて読めません

樹齢 約1500年 幹廻り10・3m

拝殿

扁額

本殿

バクチノキは樹皮がたえず剥がれ落ちる様子が、「ばくち」に負けて裸になるのにたとえられて、この名がついたみたいなことが書かれています

バクチノキ(バラ科)

樹高33m・胸高周囲3.02m

本殿

正面には豊浦海岸が広がっています

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