はまごうじんじゃ
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浜郷神社の編集履歴
2022年03月06日 14時36分
ふりがな
はまごうじんじゃ
ご由緒
当社は勢田川の河口近くの右岸に位置する通村に鎮座する。この地は、山田から二見浦に至る通路にあたり、浜には塩合堤が築かれており、また、条里遺構がわずかに残っている。『神鳳鈔』の度会郡の項には、「土保利御薗」『外宮神領目録』には「土保利御園塩二斗」とある。
当社の創祀については、貞和3年(1347)2月以前と推定される以外は未詳であるが、往古より、この地の産土神社として奉斎された社であった。
明治41年5月15日には、浜郷村大字神田久志本鎮座の村社神田社(神名不詳)、同境内社1社、同村社久志本社(神名不詳)、同無格社稲荷社(宇迦御魂神)、同秋田社(秋田神)、大字田尻鎮座の村社牟山中臣社(天兒屋根命)、同境内社3社、同村社阿竹社(箕曲神・猿田彦神)、同境内社1社、大字通村鎮座の村社栄通神(栄通神・他2柱)、同境内社5社、同無格社秋葉社(加具土之神)、大字黒瀬鎮座の村社橘社(神名不詳)、同境内社1社、同無格社八幡社(應神天皇)を通村の栄通神社に合祀し、浜郷神社と単称している。
昭和21年には、宗教法人となり、同22年3月10日には、合祀社の旧社殿跡に、秋葉神社(通町1417)、稲荷社(神田久志本町63)、神田社(神田久志本町480)、橘社(黒瀬町154)、秋田社(神田久志本町609)、牟山中臣社(田尻町179)、阿竹社(田尻町352)、久志本社(神田久志本町248)をそれぞれ、境外末社として創設し、今日に至っている。
また、当社には、伊勢猿楽三座の1つ能楽が継承されており、市の無形民俗文化財に指定されている。現在は喜多流が演ぜられている。
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