曹洞宗
正法寺のお参りの記録一覧
三重県の寺社仏閣巡りの2箇所目は、1箇所目と同じく四日市市に在る延命山 正法寺です。
曹洞宗で、本尊は地蔵菩薩。
この本尊・地蔵菩薩坐像は県指定文化財です。
四日市市役所文化課にこちらの地蔵菩薩坐像が拝観可能かの情報を持っているか尋ねた所、情報を持ち合わせていないため直接正法寺に確認して欲しいとの事、そこでtelしてお聞きしたら家人が居れば参拝して貰って構わないとの事で念のために事前に伺う日時を告げて、併せて御朱印もお願いして、今回参拝しました。
1398年に羽津城を築いた赤堀盛宗が一族の菩提寺として開基、大本山総持寺の第9世実峰禅師が開山。1572年に織田信長家臣の滝川一益の手により羽津城主の赤堀近宗を毒殺、その機に乗じて羽津城を攻められ、兵火により寺院は焼失したとされます。その後、本堂は1780年に再建されたとの事です。
寺院の周りは細い道ばかりです。裏側(北側)に広い駐車場がありましたので停めさせて頂きました。
東側に廻り込むと山門。山門をくぐると、左側に鐘楼、右側に行者堂、正面に本堂です。
本堂横の庫裏玄関のインターホンを押し、拝観依頼をした者と告げると玄関から入ってくれと。
上がらせて頂いて、本堂に入らせて頂きました。須弥壇真ん中の上の方に本尊・地蔵菩薩坐像。距離があるうえに小さな仏像のためよくわかりせん。どうぞ近くに行ってと仰有って頂いたので遠慮なく近くまで行って拝観。高さ約29cm、玉眼、彩色してあり唇には紅が差してあったそうですが剥落しています。鎌倉後期~室町時代の作。
地蔵菩薩の両脇の二童子像は、制咤迦童子・矜羯羅童子だと思います。元々地蔵菩薩と一具ではなく後補なのか、附(つけたり)指定でもないのですがとても良く出来ています。
左側の間には釈迦如来坐像を中尊に眷属像が10数躯、江戸時代頃だと思います。
最後に御朱印を頂こうと御朱印帳を出そうとしたら、書置きを持っていらっしゃって有難く頂きました。東海近畿地蔵菩薩霊場の綴り込みタイプでデカい。どうやって御朱印帳に貼り付けようかな?
(今回、東海近畿地蔵菩薩霊場を初めて知りました。三重県と和歌山県の35ヶ寺、昭和63年に出来たまだ新しい霊場の様です。)
御朱印
山門
鐘楼
行者堂
本堂
須弥壇
地蔵菩薩坐像(県指定)
二童子は制咤迦童子、矜羯羅童子(だと思います)
釈迦如来と眷属
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