天照皇大神社のお参りの記録(1回目)
京都府八木駅

京都府亀岡市にある神社です。
真神寺のお参りから帰る道に案内の看板があり　急遽お詣りすることにしました。
マップによると山の中の神社です。
少し色が変わった鳥居があり　近づいて見てみると　金属の板を張り付けているようです。
上の方は緑青の色に見えるので　銅板かと思います。
鳥居をくぐって参道を進むと　右手に遊具がありました。
地域の子供達のための公園になっているのですね。
遊具のペンキは塗りなおされていますし　下草はしっかり刈られています。
山に近づいて木陰にほっとしていたら　フェンスがありました。
あれま　ここまでか　と思って貼り紙を見てみたら　「自由に開けてお参り下さい」とありました。
いやぁありがたい。
山の神社らしい参道を歩き　けっこう段数のある石段を上がると　社殿がありました。
山の神社というとどうしても　木材が傷んでいたり朽ちていたりすることが多いですが　こちらは違います。
しっかり管理されており　それなりに古い木材でも朽ちていないんです。
氏子の皆様のご努力としか言いようがありません。
手水は　本殿の石垣のパイプから　ちょろちょろとですが絶え間なく湧き出ています。
あれ？緑色のホースが・・・きっと湧き水ですよ。
本殿も立派でしっかり　境内社も同じく。
感謝の気持ちもこめてお詣りさせていただきました。
稲荷社の鳥居は　朱がしっかり塗りなおされていました。
社務所もありましたが無人でした。（フェンスの段階で理解できます）
町の小さな神社も好きですが　山奥の神社は大好物です。
今回はけっこう大きな大好物に出会えました。

ネット情報です。
創祀は大同三年（808）。
御祭神は天照大神。
境内神社は祇園社・八幡社・蛭子社・日吉社・春日社・稲荷大明神。
元は神明社と称した。（あれ？出典が違うと名称が変わる）
氏子の中から年齢順に年番神主が就任して神事に奉仕する当家制が古来より今に到るまで続いている。
例祭・祈年祭・新嘗祭には雅楽・浦安の舞・旭太鼓を奉納する。
旭町山階の氏神である天照皇大神社は　近世以前は春日大明神と呼ばれ（あれ？出典が違うと名称が変わる）　その本地仏を表す石造御正体4面が真神寺に伝来している。
このことから　真神寺はかつては神仏習合のお寺であり　御正体は御神体であると考えられる。
天照皇大神社は鎮守社か　もしくは神仏分離で転向した神社が合祀されたものか　と想像できます。