さちじんじゃ
佐地神社のお参りの記録一覧
丹波市青垣町に鎮座する佐地神社です。
創建から1300年以上という歴史ある古社になります。
延喜式神名帳では丹波市内17社のひとつとして掲載されているとのこと。
鳥居と拝殿は北東を向いていて「何でだろう?」と少し違和感を持ってしまいました。
社務所はご不在でしたがすぐ隣に宮司様のご自宅があり、そちらに伺うよう記載されていました。
お休みのところ申し訳ないなと思いつつご自宅に伺うと、宮司様のご子息と思われる方が対応くださり御朱印をいただくことができました。
御祭神 天宇受賣命天津神
天宇受賣命と言えば古事記に登場する女神ですよね。
天岩戸に隠れて籠ってしまった天照皇大神を誘い出すため、神々が話し合い、天岩戸の前で天宇受賣命が笹の葉を手にして半裸で舞を踊り、それをまわりで見ていた神々を笑わせました。
その笑い声に何が起きているのか?と岩戸を開けたところを引っ張り出すことに成功した、というお話ですよね。
このことから天宇受賣命は芸能の神様ともされています。
なのでこちらの佐地神社さんの御利益は以下のようになっていました。
<御利益>
芸事(映画、演劇、舞踊、茶道、華道)の上達
学業成就、子孫繁栄、家内安全、息災延命
また境内には、天宇受賣命が結婚したとされる猿田彦命も祀られています。
本殿左後方に小さな祠でしたが、すぐそばに寄り添っている感じでした。
<創建>
和銅3年(710年)丹波守、坂上田村麻呂の神勅を奉し、その子、苅田麻呂をして社殿を造営せしめて創立したるとあり
<鎮座由緒>
神楽大明神延喜式内社佐治の神社なり。
小倉村森に建つ、三社二間に三間半、末社多し。
北面に御手洗池の泉流あり、神殿前に欄干橋、鳥居あり、境内およそ一町四方余地内に田畑あり。
村老いわく、此の神楽谷大明神は昔、当谷大稗小稗二村の奥但馬界の峯に鎮座あり。
その古跡を恩ヶ嶽又は天ヶ嶽という、峯に仏石という御神体あり。
恩ヶ嶽より、惣持村猟師に託して、背負い奉りて山より下る御神体は石にて重き故、大稗小稗の境なる山に休む所を鍵掛という。又小稗の口に休む所を下がり松という。
又古木あり、桧倉村の口に休む古跡田の中に少しの森あり。
それより小倉内に降りて動き給わず。
この所に奉斎して神楽谷九ヶ村の産土神なり。
神楽谷 九ヶ村は桧倉、大名草、大稗、小稗、惣持、文室、稲土、市原、森なり。
一の鳥居
国道427号に面していて、駐車場はこの鳥居のすぐ西側に3~4台停められるスペースがあります。
二の鳥居
鳥居と境内の間には小川というか池があります。
この写真は後程。
手水舎
拝殿
拝殿彫刻
かなり古そうな感じです
奉納額
これは自然の枝のようですが、龍のように見えます
本殿
拝殿向かって左側にある稲荷神社
猿田彦神社
本殿 脇障子
天照皇大神 若宮大神 鹿野馬大神
皇大神社 八坂神社
胸?(実際には月偏に勾と書かれていました)腹神社 産霊神社
浄丸神社 八幡神社
境内のまわりの池
少し神秘的な感じがしました。
鯉も泳いでいました。
佐地神社HPによると、戦時中、元気で帰って来いと、元気な鯉を願かけて安全を願って放流していたとか。
おまけ
このあたりはパラグライダーを楽しめるスポットのようで、多くの方が楽しんでいらっしゃいました。
境内の掃除をされていました。御朱印を頂きました😉社務所にいない時は、直通の呼鈴を押すと2~3分で来られるそうです。
直書き御朱印です。
鳥居です。
手水舎。
池。鯉がいました。
社殿です。
社務所です。
直通呼鈴です。
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