延福寺のお参りの記録(1回目)
京都府並河駅

京都府亀岡市にあるお寺です。
同名のお寺が同じ亀岡の本梅町西加舎的場にもあります。
そちらは高野山真言宗　こちらは真宗大谷派になります。
山門は閉じていたのですが横の戸が開いていましたので境内に入らせていただきました。ですが非公開寺院だと思います。（失礼しまーす）
お庭はすっきり手入れされていて素敵でした。

ネット情報を借稿します。
延福寺の歴史は額に書かれていますように、
『石山の合戦の兵火により草創の由来は不詳であり。新たに正徳５年に本山よりご本尊並びに山号、寺号を下附され文政８年本堂上棟式を行う。時に天川村は十六戸なりと報徳帳に傳う。』
とありますように正徳５年は今から３００年以上前になります。
しかし地元の歴史学者などの調べでは室町時代に当時は円の字を使った「円福寺」という名で
今から約６００年ほど前の室町時代に道場として始まっているそうです。
浄土真宗は聞法を特に大事にする教えですので聞法道場として仏教を聞く場を願われて
建てられたのだろうと推測できます。
文政８年には僅か16軒の人たちだけで本堂が建てられたのですから、当時の人の仏教に対する
願いは相当深かったのだろうと思われます。