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つきのわでら|天台宗鎌倉山

月輪寺の御由緒・歴史
京都府 トロッコ保津峡駅

ご本尊阿弥陀如来
創建時代大宝四年(704)
開山・開基泰澄大師
ご由緒

鎌倉山と号する天台宗の寺、法然上人二十五霊場の第十八番目の札所である。
寺伝によれば、天応元年(781)慶俊僧都の開基と伝え、寺名は地中より掘り出された宝鏡の側面に刻む「人天満月輪」の銘によっている。
その後、空也上人も当寺に参籠したといわれ、境内清泉龍女水は、上人と清滝龍神の話を今に伝えている。平安時代の末期には、九条兼実が当地に閑居し、兼実を訪れた法然上人、親鸞上人が、それぞれ刻んだといわれる三祖像を残す。また、本堂前の時雨桜は、別離を惜しんだ親鸞が手植えしたものといわれている。
宝物殿には、千手観音立像、阿弥陀如来坐像、伝善哉童子立像、竜王立像、十一面観音立像、聖観音立像などの平安時代の木像群や空也上人立像、伝藤原兼実坐像(いずれも鎌倉時代作)の重要文化財を安置している。

歴史
歴史[編集] 当寺は京都盆地の西にそびえる愛宕山の東側の深い山中に位置する。京都市右京区に属するとはいえ、周囲にはこの寺以外に人家はなく、麓の清滝からは山道を徒歩で1時間30分ほどかけて登らねばならない。 月輪寺の創建について説明するためには、関係の深い愛宕神社(愛宕権現)の歴史に触れねばならない。愛宕山山頂に位置する愛宕神社は一般には火伏せの神として知られる神社で、近世以前には白雲寺または愛宕権現社と呼ばれて神仏習合の信仰が行われる修験道の道場であった。『山城名勝志』に引用される『白雲寺縁起』は愛宕権現の由来について次のように述べている。 縁起によれば、文武天皇の大宝4年(704年)に...Wikipediaで続きを読む
引用元情報月輪寺」『ウィキペディア日本語版』。
この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E6%9C%88%E8%BC%AA%E5%AF%BA&oldid=98632367

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