だいほういん
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大法院ではいただけません
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大法院のお参りの記録(1回目)
投稿日:2017年09月02日(土)
参拝:2016年4月吉日
春と秋のみ一般公開される塔頭大法院へ。真田信之の孫である長姫が建立した松代藩の菩提寺であり、明治維新後、徳川家康の長女亀姫が建立した「盛徳院」と合併している。なので、本堂内陣には真田家の六文銭と、徳川家の三つ葉葵が並んでいるのを見ることができる。さらに、真田一族を描いた貴重な肖像画がかけられていて感動する。前に訪ねた高野山 蓮華定院も徳川家霊廟の隣にあって驚いたが、上田合戦や関ケ原、大阪の陣など、血で血を洗う戦いを繰り広げた両家が、その後こうして良好な関係を築けたのは、なんだか不思議な感じがする。真っ先に潰されてもおかしくないにもかかわらず、江戸期を通じて真田の家名を絶やすことがなく、幕藩体制下の大名として生き残れたのは、信之の存在と功績があってこそ。親父の昌幸や弟の信繁の陰に隠れがちだが、この人もとんでもない人物だと思った。境内に、彼や長姫の墓があり、こちらも参拝していく。
さらに、幕末の洋学者である佐久間象山も同藩出身で、緋村抜刀斎のモデルにもなった人斬り・河上彦斎の兇刃に斃れたのち、こちらに葬られていて、一角に立派な墓がある。
さらに、幕末の洋学者である佐久間象山も同藩出身で、緋村抜刀斎のモデルにもなった人斬り・河上彦斎の兇刃に斃れたのち、こちらに葬られていて、一角に立派な墓がある。
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