法泉寺のお参りの記録(1回目)
京都府鞍馬口駅

下鴨神社の北側にある真宗大谷派寺院。「見真大師御聖蹟」とありついつい忘れがちですが親鸞聖人の大師号ですね😅あんまり親鸞聖人を大師号でお見掛けする機会がないもんで・・・😅
してHPには親鸞聖人の「遷化の旧蹟なり」とあり、親鸞聖人の実弟・深有（尋有）僧都の善法院の支坊（里坊）に草庵を結び角坊としたそうです。ところがこの角坊・善法院は衰退・廃寺となり場所もわからなくなったとのこと。
　さて問題はこの「角坊」の場所が西本願寺と東本願寺で異なるということ。東本願寺（大谷派）は現：中京区虎石町の御池中学校のあたりにあったとし、法泉寺は1622年（元和8年）、こちらに建立されました。大正時代に御池中学校の拡張のため下総町へ移転、その後戦時中の強制疎開などで転々とし昭和32年に現在の下鴨の地に落ち着いたようです。
　ではお西さん（本願寺派）ではというと右京区山之内にあったということで西本願寺飛地境内として管理されています。おそらくこちらの方が有名だと思われますが・・・😅