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2025年09月20日(土) 22時38分 bysoo_cyan
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じょうらくどう
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左京区の浄楽堂は,創建時期は不明であるが,安置される十一面観音像(市指定文化財)は,9世紀後半から10世紀前半にかけての制作と推定される。 平安時代前期の皇族である惟喬親王が住職をしていた寺の名を継ぎ浄楽堂となった。 現在のお堂の建築年は不詳だが,お堂の前にある灯籠に昭和11年(1936)の刻銘が見られる。 成人の日に修正会(しゅしょうえ)のなごりと考えられる「大原上野町おこない・お弓」(市登録無形民俗文化財)が行われ、一和尚(いちばんじょ)が,お碗に盛られたサイコロ状の大根を転がし,この所作を全員が繰り返すという「サイコロ転がし」を行います。 その後,あらかじめ作りつけておいた篠竹(しのたけ)の的に向かって,一和尚,二和尚(にばんじょ)以下二人ずつが組になり,手作りの弓と矢で5本ずつ射る「お弓」が行われます。これは成人式の意味があったのではないかと考えられています。元禄時代の記録にも既に記載されているこの行事は,近世以降の貴重な民間伝承として,地域を支える青年たちに受け継がれています。
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1月第2月曜日(成人の日)と地蔵盆(8/24)に近い日曜日にのみ御堂開放
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木造十一面観音立像(市指定文化財)
