やせてんまんぐうしゃ
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八瀬天満宮社の編集履歴
2024年04月29日 08時30分
名前
八瀬天満宮社
編集前:天満宮社
ふりがな
やせてんまんぐうしゃ
通称
矢背(やせ)天神宮
編集前:八瀬八幡宮
郵便番号
601-1252
ご由緒
祭神として菅原道真公(八四五~九〇三)を祀る。
道真が亡くなった後、師である叡山(えいざん)法性坊阿闍梨尊意(ほうしょうぼうあじゃりそんい)(八六六~九四〇)の勧請により建立されたと伝えられ、社殿の背面扉の内側には、十一面観音絵像が祀られている。十一面観音は道真の本地仏である。
道真が若い時、自己研鑽のため比叡山へ通う折り、此の地で休息したといわれ、江戸時代まで「矢背(やせ)天神宮」とも呼ばれたこの辺りの風情は、壬申の乱(六七二)の際,此の地で矢傷を癒した天武天皇以来の歴史を偲ぶことができる。
天満宮社には九つの摂社が祀られ、本殿南側の秋元(あきもと)神社は、宝永七年(一七一〇)比叡山との境界論争勃発の際、八瀬村の利権(租税の免除)を認めた裁決の報恩として、時の幕府老中で,この訴訟の担当者であった秋元但馬守喬知(たかとも)を祀り、以来毎年「赦免地踊り」が奉納されている。
また裏山中腹には、足利尊氏に追われ比叡山へ逃れた後醍醐天皇の行在所(天皇が外出した時の仮の御所)があった「御所谷」、境内には、「後醍醐天皇御旧跡」、「復租紀恩碑」、「皇后陛下御歌碑」、「弁慶背比べ石」、「菅公腰掛け石」等の史蹟がある。 天満宮社の例祭は五月五日。
秋元神社の例祭「赦免地踊り」(八瀬郷土文化保存会執行)は十月体育の日の前日夜に実施される。
創始者/開山・開基
叡山法性坊阿闍梨尊意
行事
例祭 5月5日
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