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雙林寺ではいただけません
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そうりんじ

雙林寺のお参りの記録(1回目)
京都府東山駅

投稿日:2022年05月03日(火)
参拝:2022年5月吉日
京都市内の寺院巡りの2寺目は、1寺目の高台寺と同じ東山区に在る金玉山 雙林寺です。高台寺の北側に在ります。
天台宗で、本尊は薬師如来(重文)。

通常で薬師如来坐像は公開されているそうですが、今回の春期京都非公開文化財特別公開のため、通常は護摩壇があるため約9m離れた位置からの拝観ですが、護摩壇を片付けて約3mの距離から拝観出来るよう設えを変更されたとの事です。また、通常非公開の大黒天像(伝教大師作)、西行法師像(室町時代初期作)も公開されています。

延暦年間(782~805年)に桓武天皇の勅命により、尾張連定鑑(おわりのむらじさだみ)が最澄を開基としてこの地に創建と伝わります。鳥羽天皇の皇女綾雲女王、土御門天皇皇子静仁法親王が住職を務める等もありかなり繁栄し、広い境内と17の支院を有していたが衰退。応永年間(1394~1427年)に国阿上人が再興し、時宗一派の本山となり東山道場と称したが再度衰退し、明治維新の時に天台宗に改宗。明治時代中頃の円山公園造園時に寺領を没収され、本堂と飛地にある花月庵(西行堂)を残すのみとなったとの事です。正式名は霊鷲山沙羅双樹林寺法華三昧無量壽院。

駐車場はありません。(高台寺駐車場に停めたまま徒歩で移動。)
寺号柱の前に着きましたが石材店の方が目立ちますね。こじんまりした境内です。春期京都非公開文化財特別公開の係員に拝観料(1000円)を納めましたら、護摩木を頂きました。本堂の左側の間の真ん中に本尊の薬師如来坐像。その前の左右に大黒天像、西行法師像が置かれていました。薬師如来座像は高さ約85cm、平安時代前期の9世紀の作と言われています。ずんぐりとしていて、口角が上がって微笑んでいるよう、見入ってしまいました。膝辺りには翻羽式衣文。白毫はありませんでした。
右側の間には聖歓喜天、と言っても殆どの寺院と同じく観れません。
本堂の左側手前に地蔵堂があります。祀られているのは持病平癒地蔵尊。1872年の法華塚修繕の際に土中より見付かり、通り掛かった人が長年の持病平癒を祈願したところ全快したとして、以後、持病平癒地蔵尊として信仰を集めているそうです。

雙林寺の御朱印
御朱印
雙林寺(京都府)
雙林寺の本殿
雙林寺の本殿
本堂
雙林寺の仏像
本尊·薬師如来坐像(ネットから転載)
雙林寺の地蔵
地蔵堂・持病平癒地蔵尊

すてき

御朱印

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