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六波羅蜜寺ではいただけません
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ろくはらみつじ

六波羅蜜寺のお参りの記録(2回目)
京都府清水五条駅

投稿日:2020年11月01日(日)
参拝:2017年8月吉日
西国33所めぐりで参拝。17番札所。
六波羅密寺に入る道の前(西福寺の斜め前)に「みなとや幽霊子育飴本舗」という飴屋がある。由緒によると、白い着物を着た女性が、雨の日も風の日も毎日夜更けに飴を買いに来るようになった。ある日、不審に思った店の主人が女の後をつけて行くと、鳥辺山の墓地あたりで姿が消えていた。付近を探してみると新しく盛られた墓土があり、その中から赤ん坊の泣き声が聞こえた。掘り返してみると女性の亡骸の横で赤ん坊が飴をしゃぶっていた。女性は墓の中で出産したが乳をあげることができず、幽霊となりここの飴を買い求め育てていたという話。
もともとこの辺りはあの世とこの世の境目があったと考えられており、こうした話が生れてる土壌があったのであろう。鴨川を境に御所側がこの世、先があの世であったと考えると分かりやすい。鴨川の河原がかつての処刑場であった事も、古来からのこうした考えの影響を受けていたのではないかと思われる。
六波羅蜜寺の周辺

すてき

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