きよみずでらぜんこうじどう|北法相宗清水寺塔頭|音羽山
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清水寺善光寺堂の編集履歴
2023年08月31日 17時08分
ご由緒
16世紀中頃に描かれた清水寺古図「清水寺参詣まんだら」には、この場所に六地蔵の石仏が安置され、小堂が建つ。この小堂が地蔵院の前身と考えられる。また奥の院の南庭に建つ美しい御堂は、長野善光寺の本尊を歓請した善光寺如来堂と思われる。
以来、観音信仰の盛行によって地蔵院に如意輪観音(鎌倉時代作)が祀られ、洛陽観音大10番礼所として洛中洛外の尊拝を博し、堂正面に「洛陽第十番 如意輪観世音 地蔵院」の額を揚げている。
明治中期の境内整理によって善光寺如来堂を合併し「善光寺堂」を称してきた。
如意輪観音坐像を中央に、向かって右側に善光寺阿弥陀仏三尊像、左側に地蔵菩薩立像を安置。
現在の堂は昭和59年(1984)の改築である。
なお堂右手前の「首ふり地蔵」は、願い事のある方向に首をまわして拝めば願いが叶えられるといわれ、江戸時代以来、衆庶の深甚な信仰を伝統している。
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