かじゅうじ|真言宗山階派大本山|亀甲山
勧修寺のお参りの記録一覧(2ページ目)
藤原胤子を弔うために建立「勧修寺」
小野駅から10分ほど。
府道118号線沿いにあり、無料駐車場ありで大型バスの駐車場もある。
駐車場が山門入ったところにあるので、停めていいのか躊躇してたら受付の人が声をかけてくれました。
中門横で受付をし、潜ってすぐ右手が宸殿。あとは道なりで、本堂は一番奥にあり、境内はほぼお庭で形成されている。
御朱印は近くの仏光院でいただけます。
蓮が有名だそうですが、真冬のために蓮どころか木もハゲててまた違う雰囲気がする。それはそれで良いです。ところどころにウルシが植えられており触るの注意。
池にはサギ?鳥がいました。人も少ない。
藤原胤子は醍醐天皇の母。
胤子の祖父の宮道弥益邸宅跡であった地に亡くなった胤子を弔うために造営したとかなんとか。
ぐるーっと池の周りをぼんやりと一周してたら、正面から木の板が現れなんだろうって思い、反対側を見たら「この先行かれるのは自由ですが大いに危険」の看板。なんでやー!!笑。
言うの遅い...反対側でも言ってよ...何が大いに危険かわかりませんでしたが。まあ、池周りは鬱蒼と茂ってたので時期が時期ならヘビとかでるんじゃないでしょうか、知らんけど。
山門
宸殿
寂しい限りで。
大いに危険
二回目の投稿です。
もう一度お参りさせて頂いたことがあったようで再度投稿します。
前の時には写さなかった写真の投稿です。
境内は以前に比べて人が増えていたように思えていたので、今ではもっと増えているかもです。
以前ホトカミさんの投稿で「玉の輿」伝説の話が(多分、今宮神社?)書かれてありましたが、ここにもあるのだそうです。
「醍醐天皇と勧修寺に関しては、『今昔物語』に玉の輿伝説が伝えられています。
今は昔、藤原冬嗣の孫で藤原高藤という人がいました。高藤は15歳か16歳のある日、鷹狩りに出かけて嵐にあい、道に迷いました。ふと見ると、人家があります。
雨宿りに立ち寄ると、そこに13歳か14歳の列子(たまこ)という、かわいい娘がいました。ふたりは一夜を過ごし、高藤は結婚の約束に刀を与えて帰りました。
6年の歳月が過ぎました。高藤が再びその家を訪れると、美しく成長した娘と自分によく似た女の子がいました。
成長した娘は列子、自分によく似た女の子は胤子。この胤子が醍醐天皇を産んだのです。
もうひとつ、藤原高藤は紫式部の祖先にもあたります。
高藤が結婚の約束を守らなければ、醍醐天皇も紫式部も生まれなかったわけです。」と言うお話だそうです。
宸殿 元禄10年(1697年)に明正天皇の旧殿を下賜されたものという。入母屋造、桟瓦葺き。内部は書院造である。明治5年9月勧修小学校が開校時、ここが校舎となった。
さざれ石 八千代の感触ってなんだろうって思った(笑)
宸殿
偃柏槙(はいびゃくしん)ひのき科の木で樹齢750年
勧修寺灯篭「水戸黄門様が納められたものでユーモラスなスタイルで有名です。水戸灯篭、雪灯篭とも呼ばれています」と書かれてあったがほぼ見えず。
花の時期はこんな感じ・・・。
本堂
観音堂
#勧修寺
ご本尊は千手観音。
#千手観世音菩薩
梵語でサハスラブジャールヤーヴァローキテーシュヴァラ。真言は「オン バザラタラマ キリク」、種子はキリーク。六観音の1尊で餓鬼道を救済する。干支守り本尊の1尊で、子年・12月生まれを守護。胎蔵マンダラの心臓部をなす中台八葉院の下の下、虚空蔵院というブロックの、向かっていちばん左にいる。
千手観音といえば、同じ京都市の三十三間堂(東山区)が有名だ。三十三間堂はお堂の名称で、寺院としては蓮華王院。その蓮華王こそが、千手観音の別名。
胎蔵マンダラを構成する12の区画のうち、心臓部をなす中台八葉院に向かって左に、蓮華部(れんげぶ)院というブロックがある。変化観音の多くはこの蓮華部院に属する。曼荼羅図典によれば、蓮華部の主尊であるから蓮華王と呼ぶ、と。上述した通り、なぜか彼自身はそこにはいないが、この辺はよく知らない。
いずれにせよ、聖観音をベーシックフォルムとすれば、さしずめ千手観音はアルティメットフォルムといったところのようだ。
なお仏さまカードというオラクルカードの解説書によれば、チベットでは観音といえば直ちに千手観音を指すと。
【過去巡礼記録】 1978年(S53)11月18日
真言宗山階派大本山 亀甲山 勧修寺(かじゅうじ)
《真言宗十八本山霊場 第十番札所》
御本尊 千手観世音菩薩
所在地 京都市山科区
※当寺院欄に他寺院の書き入れをされていたので見開きで掲載できず!
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