西休寺は慶長９年（1604）林甫上人によって開山されました。
浄土宗知恩院派に属し、本尊は逆手来迎印の阿弥陀仏です。逆手来迎印の阿弥陀如来像は稀に見られますが、当寺の本尊で特徴的なのは右手の掌の”向き”です。私たち衆生の「手を引いて導く」が如くの様で、資料焼失のため詳細のことは不詳なるも国宝にも値する傑作なりと伝えられております。「手引きの弥陀」と称され、不可思議なる御利益多く有りて霊験あらたかでございます。

　以後約400年に渡り、檀信徒様に支えられ、地域に根付いたお寺として活動しております。

阿弥陀如来

京阪「藤森」駅徒歩3分