しんめいじんじゃ
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神明神社の編集履歴
2024年05月26日 00時07分
ふりがな
しんめいじんじゃ
ご由緒
神明神社は、通称を桜町大神宮といいます。社記によると、治承二(1178)年、藤原中納言成範は、桜花の短命を惜しみ、落花を遅らせるよう神明に祈願しました。神明はその願いの切なることを憐れみ、花の齢を37日延ばされたので、成範はその神徳の深さを感じ、霊社建立の志を立てました。
ある夜、14、15歳の神童が白羽の矢を持って枕元に立ち、「汝久しく祀社建立の志深ければ今その願いを遂げしめん、よってこの白羽の矢を深草郷の柏原に指し置くべし、探し求めて宮造りをせよ」と、お告げがありました。成範は、多くの家臣を召し連れて深草郷を訪ね、ついに白羽の矢を探し当て、ここに両大神宮(天照大神・豊受大神)を勧請して、数株の桜を植えて神木としました。
後、文禄三(1594)年、豊臣秀吉による伏見城築城の際に、城郭内の「佐田彦神社」をここに移して合祀されました。秀吉はこの地の花期の長さを愛し、春には度々桜を愛でるために武運祈願の参拝を兼ねて盛大な雅宴を催しました。
今も、佐田彦大神の徳「縁結び」「交通安全」の神として尊崇されています。
創立
治承二(1178)年
創始者/開山・開基
藤原中納言成範
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