ほんじょうじ|法華宗(本門流)|妙栄山
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本成寺の御由緒・歴史
ご本尊 | 十界曼荼羅 | |
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創建時代 | 慶長二年(1597) | |
開山・開基 | 本能寺中興日逕(にちきょう)聖人 | |
ご由緒 | 妙栄山(みょうえいざん)と号する法華宗大本山本能寺の末寺である。天正10年(1582)の「本能寺の変」後、同寺の再建に尽力した、本能寺中興日逕(にちきょう)聖人によって、慶長二年(1597)に創建されたのが当寺である。 当初、現在の伏見区上板橋中之町にあったが、その後、寛永13年(1636)、篤信者中村隆運が法華経千部読誦の心願成就を機に、伏見町奉行水野石見守忠貞の協力を得て、現在地に移したものである。 本堂には、創建当初の本尊があり、また、地蔵堂には、小野篁作と伝えられる木造地蔵菩薩像一体が安置されている。この地蔵菩薩像は、もと伏見区三栖の薬師寺支配の大亀谷地蔵院にあったが、承応元年(1652)に隆閑寺学室に、更に明治三年(1870)に当寺境内に移されたもので、古来「痰切り地蔵」として地域の信仰を集め、かつては縁日に夜店が出て賑ったとのことである。 |
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