安阿彌寺（安阿弥寺）のお参りの記録一覧

京都府 丹波口駅

京都市下京区にあるお寺です。
京都市中央市場から西に700ｍほど　西大路七条の交差点から少し歩いた所にあります。
（すみません京都の方しか分からないような言い方で）
遠くから見ても　土塀に囲まれ　いかにもお寺という感じです。
町中に普通にこういうお寺があるのが　京都の素敵なところです。（京都だけじゃないけど）
残念ながら山門には柵があり　中に入ることはできませんでした。
寺号標に宗派など書かれておらず　ネットで調べました。
山号は快慶山　浄土宗西山禅林寺派のお寺でした。
阿弥陀ではなく安阿弥というのはなんじゃろ？調べたところ　快慶の法号（戒名）だそうです。
へぇぇ　では快慶のお墓があるのか？
境内をちらちら見てみたのですが　サルスベリの花がきれいなこと以外分かりませんでした。
山門に「ほっこりん」という開放についての案内がありました。
本堂と境内を小学生に開放しているようです。
山門前に石柱があったのですが　何が書かれているか分かりませんでした。
梵字のようなものがうっすら見えるのですが。。。
山門前で合掌して写真を撮らせていただきました。

もう寺号からして興味津々の安阿弥寺。そう、安阿弥こと仏師・快慶が開基と伝わるお寺🤗と期待しましたが・・・拝観はやっておらず御朱印もないそうです。せっかくなので気になっていたことをお聞きすると山号が快慶山であり開基が快慶と伝わっているが資料がないので確証はないとのこと。御本尊の阿弥陀如来も快慶作と「伝わっている」とのことでした😲

『花燃ゆ』で、久坂玄瑞の愛人として登場したのが、鈴木杏演じる辰路。彼女は京都島原にあった桔梗屋（現存せず）の芸妓で、本名は井筒タツ。久坂との間に子があり、その子孫が下京区にあるこちらの寺に残る墓地を守っていると知り、山陰線の丹波口駅降り、GoogleMapを頼りに見に来た。寺も墓も、特に案内も看板も何もなく、それだと思われるものを探すのに苦労する。七条通りにあるファミリーマート 京都西七条店がこの寺のすぐそばにあるので、こちらを目印に行かれるとわかりやすい。しかし、墓地には辰路のたの字も見当たらない。唯一、山門にドラマのポスター（公式のものではなく私製だろう）があったのが救いかな。
　辰路は久坂死後、この地の竹岡甚之助という豪農と結婚し明治43年に亡くなっていますので、墓碑も竹岡となっていました（※辰路の名前ははっきりと確認できず、寺の関係者も不在でわからず、結局これだろうと思われる碑石を撮影しました）。大河の今後の展開によっては、この訪れる人もまれであろう京都の西僻の彼女の墓も顧みられるかも。