権現寺のお参りの記録(2回目)
京都府丹波口駅

京都市下京区にあるお寺です。
JR梅小路京都西駅近くまで来ました。
民家と更地の間の細長い道を進むと山門に至ります。
山門は開いていましたので境内に入らせていただきました。
駐車スペースもですが　砂利が敷き詰められていて　とてもすっきりした整えられた境内です。
ひょうたん型に石ブロックが並べなれていて　何を意味しているかは分かりませんがきれいでした。
奥には地蔵堂があり　勝軍地蔵大権現が祀られていました。
右手には新しく建てられた本堂があります。
再建される時に　民家のような建物やビルにされるお寺が多いのに　こちらはしっかりお寺らしい建物です。
嬉しいです。
本堂前で合掌させていただきました。
源為義の墓とかかれた石柱がありましたので　おそらく山門左手にある墓所にあるのでしょう。
山号は清光山　院号は成就院　浄土宗のお寺です。

ネット情報です。
創建の詳細・変遷は不明。
平安時代初期　第55代・文徳天皇(在位:850-858)の時/858年　大和国・元興寺より勝軍地蔵を歓喜寺(七条朱雀)に遷したという。(『京羽二重織留』)
公卿・広幡(源)庶明(903-955)の邸宅「広幡邸(院)」の遺跡だったという。
「広幡院(こうはんいん)」と呼ばれたともいう。異説もある。
山号を清光山　院号を成就院という。
かつて「祇陀林寺(ぎだりんじ)」　「歓喜寺(歓喜壽院)」　「広幡院」ともいわれ　それぞれの寺院の歴史が絡んでいる。
説話の『山椒大夫』に登場する津子王(厨子王丸)が　丹波より逃れてきた寺ともいう。