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だいしょうじもんぜき|単立(臨済宗)岳松山

大聖寺門跡の御由緒・歴史
京都府 今出川駅

ご本尊釈迦如来
創建時代 永徳2年(1382年)
開山・開基足利義満 開基:無相定円禅尼(日野宣子)
ご由緒

山号は岳松山。大聖寺門跡は足利義満が光厳天皇の皇后、日野宣子(無相定円)禅尼を開基に創建した寺であり、のちに「尼五山」筆頭の景愛寺に属す。後円融天皇の皇女や光格天皇の皇女など多くの内親王が入室して寺を守り、正親町天皇の皇女が入室した際に「尼寺第一」を賜り、「お寺の御所」と呼ばれた。
明治以降は皇女の入室が絶えたが、足利将軍家の「花の御所」に深いゆかりを持つ寺として、代々精進によって守られてきた。建物は御所にふさわしい正門と寝殿造りの式台玄関(車寄せ)、本堂、宮御殿を持ち、御殿式庭園がある。また枯山水庭園は元禄十年(一六九七)の建て直しの際に「河原の御所」から運んだかんざし灯籠と石橋、木石を使って設計され、以来、現在に至るまで宮御殿からの眺めを引き立てている。
              -神仏霊場会HPよりー

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