建仁寺（建仁禅寺）のお参りの記録(1回目)
京都府祇園四条駅

ここは何度も火災にあっているんですけど、一つだけ不思議な話を聞いた事があるんです。
天明の大火（1788年3月）と言う応仁の乱以来の最悪な大火災が京都で起こりました。
京都市街の8割以上が灰燼に帰した都焼けと言われるほどの大火災で出火元が鴨川東側の宮川町団栗辻子（現在の京都市東山区宮川筋付近）だったんです。
東は河原町・木屋町・大和大路まで、北は上御霊神社・鞍馬口通・今宮御旅所まで、西は智恵光院通・大宮通・千本通まで、南は東本願寺・西本願寺・六条通まで達し、御所・二条城のみならず、仙洞御所・京都所司代屋敷・東西両奉行所・摂関家の邸宅も焼失したんです。

でもおかしなことに傍にあったこのお寺は火事を免れている。
急に風向きが変わったとしか思えなかったんですよね。
その時思ったんですよ。
風神雷神図屏風はこの時すでにここにあったんですよ。
これは二人の神様がかなり頑張ったんじゃないかとこっそり思ったりもしています（笑）
「えらいこっちゃ、えらいこっちゃ！ほら雷神さん、あんたも頑張りなはれ！」とか？（笑）

そんな建仁寺は宮川町の傍にあるお寺さんです。
なんか昔から馴染みのあるお寺さんだったんですが参拝したことは無かったんですよね。
で、2003年、2004年に続けて参拝しました。
当然、写真は当時のものですのであしからず・・・。