岡林院のお参りの記録(1回目)
京都府祇園四条駅

高台寺には月真院の他にも塔頭寺院があります。
それがこちらの岡林院です。場所もすぐ近くです。
ねねの道から細い道に入り　その先にあります。
こちらはお庭が美しいことで有名ですが　基本非公開寺院です。
昨年秋には特別公開されたようで　苔の美しい庭園が話題になったそうです。
私と同様　お庭を見に来られた方がいらっしゃって　ごっついカメラを構えていました。
でも諦めて帰られていました。
私は　拝観はできなくても　お参りして山門から写真を撮らせていただいたことで満足しました。
山門の外側に小さな三体のお地蔵様がいらっしゃいます。
これは岡林院の三地蔵と言われます。
日光東照宮には三猿「見ざる・言わざる・聞かざる」と幼少期には悪いことを見ない・聞かない・言わないのが良いと言う教えが込められているが　当岡林院では　ある程度大人になれば「観るぞう・言うぞう・聴くぞう」と積極的に好奇心を持って生きて行って欲しいとの願いを込め「観る（地）蔵・言う（地）蔵・聴く（地）蔵」と　三地蔵を招来されたそうです。
また山門横には触れ仏という看板があり　絵馬のように布製の仏さまが下がっていました。

ネット情報です。
1608年久林元昌禅師によって創建。
現在残っている高台寺塔頭の中で最も古い。
久林元昌禅師は　北政所の縁戚に当たるとされている。（建仁寺記録より）
寺院としては300坪余りと小さく　方丈・茶室共に数寄屋作りで華奢なものに成っている。
また　庭は露地として作られた美しい苔の庭。
ネットでは美しいお庭の写真を見ることができます。
紅葉の時期だと　モミジの赤と苔の緑のマッチングがすごく素敵です。