だいぎょうじ|真宗仏光寺派|長谷山
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
大行寺の編集履歴
2022年07月25日 15時44分
ご由緒
長谷山北ノ院と郷する真宗佛光寺派の寺である。
寺伝によれば、文政四年(1821)佛光寺高倉の月見御殿(豊臣秀吉が月を賞した御殿)跡に、清和源氏佐竹の流れをくむ学頭信暁僧都によって創建されたと伝える。度々の災禍にょり焼失し、現在の本堂は昭和四年(1929)に再建されたものである。
堂内に安置する本尊阿弥陀如来立像(重要文化財)は、来迎形の阿弥陀で、左足枘外側には「巧匠法眼快慶」の銘が記されている。仏師快慶が法眼位にあった時期の秀作である。
また書院には安政三年(1856)信暁によって建てられた仏足跡(石)の断片が残る。大行寺型とも呼ばれ、四系統ある仏足跡の一系統を代表するものであるが、元治元年(1864)の兵火によって粉砕された。境内にある仏足跡(石)は昭和六十二年(1987)に原因を基に復元されたものである。
ログインすると情報を追加/編集できます。