賀茂神社の御由緒・歴史

京都府 山城青谷駅

旧奈島村の氏神。本殿は一間社隅木入春造、檜皮葺で、江戸時代の建物である。市内では、上下の賀茂社を代表とする「流造」が多く、春日大社を代表とする「春日造」はめずらしい。両建築様式の分布は、両者の荘園領地との関連で理解されている。南山城地域では、城陽を境に北は「流造」、南は「春日造」に二分される。
社伝によれば、上賀茂神社の祭神を移し祀ったことされること、旧五月の上賀茂神社の競馬に村から参加させたことなど、上賀茂神社と深い綱がありがあるようだ。