真言律宗(西大寺派)
大智寺のお参りの記録一覧
京都南部&奈良の寺院巡りの3寺目は2寺目と同じく木津川市に在る橋柱山 大智寺です。
真言律宗で、本尊は文殊菩薩。
この文殊菩薩騎獅像は重文で、十一面観音立像も重文です。
木津川市観光協会主催の春の特別公開にて公開されるため伺いました。今回の公開は5/3~5/5でした。(予約すれば拝観可と思います。)
741年に行基が木津川に橋を架けたが、のちに洪水により橋が流され、1288年に再び架橋しようとしたところ、川の中に残っていた橋の柱が光るので西大寺の慈真和尚にその話をしたら、その柱から文殊菩薩を刻む事を薦めた。そこで像を刻み、慈真和尚を開基とし、1318年に橋柱寺を建立したと伝わる。その後の1669年に本寂和尚により再興され、寺名を橋柱山大智寺と改めた。
山門の前の道は細いです。山門を過ぎて直ぐに駐車場の看板がありましたので停めさせて頂きました(庫裏の前)。2~3台は停めれるかと。
いつも通りに山門から。山門をくぐると正面に本堂、右側に地蔵堂、左側に鐘楼。鐘楼の先の庫裏にて拝観料(500円)を納めて、合わせて御朱印をお願いしました。本堂前に戻ると説明員の方がいらっしゃて、後に続いて本堂に入ります。須弥壇に厨子があり、本尊·文殊菩薩騎獅像、右側に十一面観音、左側に厨子に入った聖徳太子像。
文殊菩薩騎獅像は桜井市·安倍文殊院の快慶作のものによく似ています。(獅子はどちらも後補、仏像の方が彫りが緻密。)衣や襞がとても綺麗に彫られています。2019年の本堂改修の際にこの文殊菩薩騎獅像を奈良国博でCTスキャン調査を行った所、首の所に厨子があり、その中中に2.7cmの文殊菩薩が納められていると判明しました。また、須弥壇の裏側の間には釈迦如来や阿弥陀如来、扁額等が置かれていました。
御朱印
山門
鐘楼
地蔵堂
本堂
文殊菩薩騎獅像(ネットから転載)
頂いた資料を撮影
十一面観音(ネットから転載)
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