じゅうりんじ

嘉祥３年（850年）文徳天皇の御后・染殿皇后（藤原明子）の世継誕生を祈願のため、比叡山の恵亮和尚を開山に請じて創建したものと伝えられる。めでたく皇子御降誕、後の清和天皇になられたことから文徳天皇勅願所となる。その後藤原北家（花山院家）が帰依され、一統の菩提寺とされた。
応仁の兵火により堂宇は焼亡し、江戸時代の寛文年間に公卿の藤原定好により再興され、更に藤原常雅により堂宇が整備され現在に至っている。
平安時代の六歌仙の一人で「伊勢物語」の主人公でも知られる在原業平がその晩年に隠棲したと伝えられ、なりひら寺とも呼ばれる。

JR向日町、阪急東向日駅より大原野線66系統、小塩駅下車徒歩1分
　　　　　　　　　　　大原野線63系統灰方駅下車徒歩25分（1.6km）
阪急桂駅西口より市営臨西２系統、大原野小学校前下車徒歩24分（1.7km）
JR桂川駅、阪急洛西口駅より市営特西４、ヤサカ３号、ヤサカ２号系統、西竹の里町下車徒歩32分（2.2ｋｍ）

午前9時から午後5時まで

参道入口手前にあり

本堂向かって左手奥にあり

400円

小塩山

850年(嘉祥3年）

恵亮和尚

京都洛西観音霊場第３番札所

5月28日　業平忌
11月23日　塩竈清祭