北真経寺のお参りの記録一覧

京都府 西向日駅

「青もみじとあじさいの御朱印めぐり」
人気が無くて広々してた。ゆっくりお参り。
途中で町歩きの団体さんが来られた。

今回はこれまで行けてなかった向日の付近を回りました。
先ずは阪急から近い北真経寺。

元々は日蓮宗の真経寺です。1307年に日像がこの付近の村を改宗させたのが始まりのようで、1654年に北真経寺は檀林、南真経寺は宗教として分裂したそうです。1875年に檀林廃止に伴い、こちらも宗教の場となったようです。
日祥は鶏冠井（かいで）山北誠経寺学校として開校し、次第に発展、9棟の寮で100人近くの学問僧が暮らし学んでいたようです。

今では多くは失われ、本堂、方丈、経蔵、表門、鐘楼などが残るのみです。周りの道も狭いですし、車はコインパーキングになります。次は南真経寺へ。

鎌倉時代末期、日蓮宗の宗祖・日蓮上人の命により日蓮宗布教のために京都に上洛した日像上人による。
しかし他宗派からの迫害を受けた日像は洛外は鶏冠井（かいで）の地にて布教活動をはじめた。
ここは関西における日蓮宗最初の寺院である。

一時期は洛外の大伽藍となったここも江戸時代初期に２つに分裂。
こちらはそのうちの片方、「北」真経寺となる。

分裂後、檀林（僧侶のための学問所）として栄えたがこれも明治時代に廃された。