生善院のお参りの記録(1回目)
熊本県湯前駅

1625年人吉藩主・相良長毎により創建された。
1582年謀反の疑いをかけられた普門寺の盛誉法印は殺害され、寺も焼かれてしまった。盛誉法印の母・玖月善女は愛猫と市房神社に参籠し、末代まで相良氏に祟るように猫に言いつけ、身投げし亡くなった。
その後、猫の霊が化けて出るようになり、相良氏は普門寺跡に寺を建立し参詣するようになり、これにより祟りが鎮まったという。
この伝説から猫寺と通称される。
観音堂は1625年の寺の創建時に建てられたもので重文指定されている。