こくぞうじんじゃ
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国造神社ではいただけません
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国造神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年02月09日(木)
参拝:2023年1月吉日
【肥後國 式内社巡り】
国造神社(こくぞう~)は、熊本県阿蘇市一の宮町手野にある神社。式内社で、旧社格は県社。祭神は、速瓶玉命、雨宮媛命、高橋神、火宮神。
『肥後国誌』によると、崇神天皇の御代に速瓶玉命が初代肥後国造(『国造本記』)に任命され、景行天皇18年(88年)に当社を修造し祭典を整えたとある。主祭神の速瓶玉命は、阿蘇神社の主祭神である健磐龍命の御子神で、健磐龍命とともに阿蘇の地を開拓し、農耕、植林などを指導したとされる。当社ではその速瓶玉命と、その御妃・雨宮媛命、その御子神・高橋神・火宮神を祀っている。なお、当社鳥居の西60mの地点に、速瓶玉命の墓とされる上御倉古墳と雨宮媛命の墓とされる下御倉古墳があり、これらは6世紀後半の横穴式石室を持つ巨大古墳(円墳)。
平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「阿蘇國 阿蘇郡 國造神社(くにつくりの~) 小」に比定されている。江戸時代には肥後熊本藩・細川家の崇敬を受け、現在の社殿は3代藩主・細川綱利によって造営されている。明治時代に入り、近代社格制度のもと県社に列格した。
当社は、JR豊肥本線・宮地駅の北方6kmの小山の山裾(入口)の平らな場所にある。森の入口ある感じの造りで、古木の参道を進むと、リアルな川に架かる神橋を渡り、木々に囲まれた社殿に到達する。年季が入った大きな社殿も見どころだが、驚かされたのはかつて社地に自生していた超巨木(幹と根周り)の大きさ。今まで日本全国の1400ほどの寺社仏閣を見てきたが、それでも見たことがないぐらいのサイズで、古木好きの自分としては大興奮だった。
今回は、肥後国の式内社、熊本県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は平日の午後で、自分たち以外にも何組かの神社好きと思しき夫婦や家族連れが参拝に訪れていた。
境内南端入口の<一の鳥居>と<社号標>。森の入口に立っている。
一の鳥居をくぐって参道を進む。森の香りとマイナスイオンで満ちている感じ。(o^―^o)
<神橋>を渡る。
神橋を渡ってすぐ左側にある<手水舎>。
参道から見て手水舎の奥にある境内社。たぶん<水神社>。
参道を進んで<二の鳥居>。社殿はさらに一段登ったところにある。
<拝殿>正面。壁の一部が開いているタイプ。
<拝殿>内部。扁額には「北宮」とあり、その左右の額に祭神の名前が記されている。
<社殿>全景。
拝殿後ろの<本殿>。拝殿とは繋がっていない独立型。
社殿の左側にあって、社殿に向かって建っている<門守社>。
社殿の左手にある建物。
拝殿の近くにある、大事にされている切株。説明板には<白蛇の桧>と書かれていて、時々この樹に現れる白蛇を見た者は運が開けるとのこと。
社殿の右側にあって、社殿に向かって建っている<鯰宮>。
鯰宮近くから見た<本殿>。床高で、造形がなかなか美しい。
社殿の右手(東側)のエリアにある<手野のスギ>。1924年に国の天然記念物に指定されたが、1991年の台風で折損した。強烈に太くて大きい。
こちらは<手野のスギ>の根の部分。
根の部分のアップ。
<社殿>全景。古社の趣がある、独特な造り。
一の鳥居近くまで戻って、参道の西側にある<社務所>。
社務所内にある<授与所>。無人だが、こちらで書置きの御朱印を拝受できる。
社務所内に展示されている、古木の根っこ。こちらもなかなか大きい。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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