こだまじんじゃ
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児玉神社のお参りの記録(2回目)
投稿日:2020年02月16日(日)
参拝:2020年2月吉日
週末、神奈川県の江ノ島、鎌倉へ梅を見に出掛けました。
江の島にある児玉神社は、日露戦争で満州軍総参謀長を務めた児玉源太郎を祀っています。前回お参りしたのは6年前でしたが、神楽殿が取り払われ、随分と境内の風景が変わっていました。
目を引いたのは、日露戦争で使われた28センチりゅう弾砲の砲弾です。日露戦争では、ロシア艦隊の拠点だった中国東北部・旅順を巡って激戦がありました。日本軍は東京湾防衛のために要塞に据え付けていた28センチりゅう弾砲を解体して現地に運び、旅順砲撃に使用しました。しかし照準が定まらず効果が上がりません。砲撃の観測点として注目が高まったのが二〇三高地でした。旅順攻撃の第三軍司令官は、児玉源太郎と同じ長州出身の乃木希典。二〇三高地を落とせない乃木に児玉は業を煮やし、現地入りして乃木の指揮権を事実上、はく奪する形で自ら指揮を執って二〇三高地を占領し、旅順を陥落させたとされます。
日露戦後、児玉は精根を使い果たしかのように急死。乃木は学習院長を務め、明治天皇に殉じて自死します。乃木もまた神として乃木神社に祀られています。
砲弾の台座にはめ込まれたプレートには縷々、宮司の解説がありましたが、乃木の名前は一切触れられていませんでした。
プレート
江の島にある児玉神社は、日露戦争で満州軍総参謀長を務めた児玉源太郎を祀っています。前回お参りしたのは6年前でしたが、神楽殿が取り払われ、随分と境内の風景が変わっていました。
目を引いたのは、日露戦争で使われた28センチりゅう弾砲の砲弾です。日露戦争では、ロシア艦隊の拠点だった中国東北部・旅順を巡って激戦がありました。日本軍は東京湾防衛のために要塞に据え付けていた28センチりゅう弾砲を解体して現地に運び、旅順砲撃に使用しました。しかし照準が定まらず効果が上がりません。砲撃の観測点として注目が高まったのが二〇三高地でした。旅順攻撃の第三軍司令官は、児玉源太郎と同じ長州出身の乃木希典。二〇三高地を落とせない乃木に児玉は業を煮やし、現地入りして乃木の指揮権を事実上、はく奪する形で自ら指揮を執って二〇三高地を占領し、旅順を陥落させたとされます。
日露戦後、児玉は精根を使い果たしかのように急死。乃木は学習院長を務め、明治天皇に殉じて自死します。乃木もまた神として乃木神社に祀られています。
砲弾の台座にはめ込まれたプレートには縷々、宮司の解説がありましたが、乃木の名前は一切触れられていませんでした。
プレート
すてき
投稿者のプロフィール
sendatsu974投稿
転勤で3年間、関西で過ごした際に西国三十三観音を2巡し、東京に戻り坂東三十三観音、秩父三十四観音を巡って百観音を結願しました。寺社を巡っていると、東京の街にも思わぬ発見があります。
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