中瀬大神のお参りの記録(1回目)
神奈川県寒川駅

本日は神奈川・寒川町の寒川神社および寺社を参拝していこうと思います。
当方、相模の国の生まれですが、相模一宮に参拝したことがなく、本日やっと参拝できる運びとなりました。

中瀬大神は、神奈川県寒川町一之宮に鎮座する神社で、もとは「神明社」と称されていました。明治2年（1869年）に村社に列格し、「中瀬大神」と改称されました。現在は寒川神社の兼務社となっています。

● 景観寺の鎮守として創建
中瀬大神の創建は明確ではありませんが、天平年間（729～749年）に建立された景観寺の鎮守として、同時期に創建されたと伝えられています。景観寺は天台宗の古刹で、開山は行基とされています。

● 中瀬の氏神としての信仰
中瀬大神は、時代とともに中瀬地区の氏神として信仰されるようになりました。江戸時代の地誌『新編相模国風土記稿』にも「神明社」として記録されており、地域の人々に崇敬されていたことが伺えます。

● 御祭神と現在の姿
中瀬大神の御祭神は、大日孁貴尊（おおひるめむちのみこと）です。境内には鳥居や社殿が整備されており、地域の人々に親しまれています。現在は寒川神社の兼務社となり、例大祭は10月16日に執り行われています。