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りちこうじ あと|真言宗五峰山

理智光寺跡(理智光寺址)<史跡>の御由緒・歴史
神奈川県 鎌倉駅

ご本尊( 本尊の阿弥陀如来像は、現在「覚園寺」に安置されている。)
創建時代貞栄元年(1232年) / 後に明治2年(1869)廃寺
開山・開基開山は願行房憲静(がんぎょうぼうけんじょう)
ご由緒

碑文; 「此所ハ願行上人ヲ開山トセシ五峰山理智光寺ノ址ナリ
建武二年 淵辺伊賀守義博ハ 足利直義ノ命ヲ承ケ
護良親王ヲ弑シ奉リシガ 其御死相ニ怖レ御首ヲ傍ナル
藪中ニ捨テ去リシヲ
当寺ノ住僧拾ヒ取リ山上ニ埋葬シ奉リシトイフ
昭和七年三月建 鎌倉町青年團」
.
1335年、足利直義の命により護良親王を殺害した
淵辺義博(ふちのべよしひろ)は
親王の凄まじい死顔に恐れをなして、
この辺りの薮の中に捨てたそうです。
それを当時の理智光寺の僧侶が拾って山上に埋葬したと言われています。
.
この石碑直近に、後醍醐天皇皇子 大塔宮「護良親王 墓所」が在ります。
宮内庁管理ですが、中へ入って長い階段を登った高台の墓所を参拝できます。

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