光念寺のお参りの記録(1回目)
神奈川県三崎口駅

正式名：見龍山無量寿院光念寺
神奈川県三浦市三崎にある浄土宗寺院で、眼下に城ヶ島、そして城ヶ島大橋を望む小高い丘の上にある歴史ある古刹。
治承4年（1180）、源頼朝の挙兵に応じた和田義盛であったが、畠山重忠軍によって本拠地である衣笠城が落城、父の和田義明は討ち死にし、三浦一族と共に久里浜から安房国へと船出。
ところが暴風雨に遭遇し、疲労と糧不足に苦しむ中、龍神に加護を祈ったところ、「筌」という竹製の漁具が流れつき、これによって魚を獲ることができ、飢えを凌いだという。
この龍神のご加護に対し、義盛はこの地に「筌龍弁財天」を祀ったという。