るりこうじ|時宗|薬王山
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ひなぎく
2025年08月15日(金)872投稿
厚木市上依知にある時宗の寺院。一遍上人が妙見菩薩様からお告げを受けた場所が当寺になります。
弘長元年(1261)依知の小さな薬師堂に泊めてもらった一遍上人は、一晩中念仏を唱えていました。すると、真夜中に東の空が急に光輝き妙見菩薩様が姿を現しました。
「わたしはお前の来るのを待っていた。わたしのいるこの対岸の当麻山にて念仏を申せ。お前の念仏はきっと四海にあまねく拡がるであろう。ゆめゆめ疑うことなかれ。」
と告げられ紫雲の中に消えたのです。
一遍上人は妙見様の言う通り、夜明けとともに相模川を渡り、亀甲型をした丘に登るとそこに妙見様の祠を見つけました。
一遍上人はここに小さな草庵を結び金光院と名付け修行に励まれました。
この"小さな薬師堂"というのが、当寺で「一遍最初駐錫の地」とも呼ばれます。本尊の薬師如来様は、当寺の後山に住んでいた依知小太郎の守護仏であったもので、寺の開基となった方だと伝わっています。
また、一遍上人のお母上は大江氏または北条氏ではないかといわれており、どちらにせよ相模国がお母上の故郷であることが伺えます。
(参考・参照)
・若き日の一遍
・相模石仏の詩(歴史と詩情散歩;3)
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