ひるこじんじゃ
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【大隅國 古社巡り】
蛭兒神社(ひるこ~)は、鹿児島県霧島市隼人町内にある神社。大隅國二之宮。旧社格は村社。祭神は蛭子尊。
社伝によると、創建は神代にさかのぼると伝わる。伊弉諾尊と伊弉冉尊との間に誕生した御子神である祭神が、天岩樟船で流されて辿り着いた場所で、その船から枝葉を生じて巨木になったと伝わり、現在地の楠の神木は1728年に国分の地頭・樺山主計久初が植え継いだもので、江戸時代中期の1750年に現在地に遷宮造営と言われる。明治に入り近代社格制度では村社に列した。
当社は、JR日豊本線・隼人駅の北東2kmあまりの、小高い台地の山裾にある。南北に流れる天降川沿いの市街地の外れにある。境内は郊外にしてはさほど広くはないが、巨大な古木が立っていて、古社らしさを感じさせてくれる。信仰の古さはなかなかのもの。
今回は、大隅国二之宮であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中で、自分たち以外には参拝者は見掛けなかった。

境内東端南側から見た境内全景。割と大きな小川に架かる真っ赤な<神橋>を渡って境内に入る。

神橋を渡ったところには<御神木>がある。

参道入口の<鳥居>。境内全体がほどよく樹木に覆われている。

鳥居をくぐって参道を進むと、参道の両側に<門守社>がある。

参道左側の<門守社>。

参道右側の<門守社>。

<拝殿>全景。正面から見ると小さく見えるが奥に長い。

<拝殿>正面。上部の扁額には「大隅国二宮 蛭兒神社」とある。

拝殿後ろの<本殿>。サイズはコンパクトで、拝殿とは造りが違う。

拝殿右横に立っている仏塔。移設されてきたものと思われるが、古木とともに古社の雰囲気づくりに貢献している。

社殿の右方には広い空間には、大きな古木が何本か悠々と立っている。

最後に<社殿>全景。近年に再建されたものと思われるが、コンパクトで良い感じ。(^▽^)/
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| 名称 | 蛭児神社 |
|---|---|
| 読み方 | ひるこじんじゃ |
| 通称 | 二宮さん |
| 参拝料 | 御朱印 初穂料300円 |
| トイレ | あり 清潔な感じ |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
詳細情報
| ご神体 | なげきの杜 神代の楠 |
|---|---|
| 創建時代 | 神代 |
| 体験 | 御朱印 |
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