御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
四天王寺聖徳太子1400年限定切り絵御朱印大バナー2024年12月四天王寺聖徳太子1400年限定切り絵御朱印大バナー2024年12月
和気神社ではいただけません
広告

わけじんじゃ

和気神社のお参りの記録(1回目)
鹿児島県中福良駅

投稿日:2023年03月10日(金)
参拝:2023年1月吉日
2

【大隅國 古社巡り】

和氣神社(わけ~)は、鹿児島県霧島市牧園町宿窪田にある神社。旧社格は県社(※)。祭神は和気清麻呂公命。

祭神の和気清麻呂は奈良時代の769年、宇佐八幡宮神託事件に関連して大隅国に遠島となり、その後名誉回復されて京へ戻っている。江戸時代末期の1853年、鹿児島藩11代藩主・島津斉彬が日向國・大隅國視察の際に当地に松を手植えし、側近の八田知紀に命じて和気公の追跡調査をしたところ、当地が和気公の配流地であると確定した。1942年に県社として和氣神社の設立許可が下りたが、太平洋戦争の終戦を越え、1946年に創建された。

当社は、JR肥薩線・嘉例川駅の東方5km、道のり8kmの山あいにある。現在は霧島市立和気公園の一部になっているが、もともとはすべて当社の境内だったのかな。近隣の住宅があるエリアから見ると、なだらかで草木が少なめの小高い場所に鎮座している。当社では和気公の使いが<猪>であったことから、最近まで実際に猪を飼育していたり、日本一の巨大な絵馬に和気公と猪を描いたり、狛犬の代わりに狛猪だったりと、何かと<猪>推しなのが特徴。もう一つの推しが、「坂本龍馬の新婚旅行の地」とのこと。旧県社格だけあって、境内は広く、社殿も大きく立派で、十分な格式を感じられる。

今回は、鹿児島県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中で、山あいの不便な立地にもかかわらず、入れ代わり立ち代わりで常に参拝者が訪れていた。


※設立許可時の昭和戦前1942年は県社。ただし、竣工が戦後の1946年にずれ込んでいる。
和気神社(鹿児島県)
境内東南端入口全景。境内は背の高い古木で覆われている。
和気神社の絵馬
境内入口の右側にある巨大な絵馬。縱8.3m、横12.5mあり、2007年(平成19年)の亥年に製作された。和気清麻呂公とイノシシが描かれているが、イノシシは、和気公を危機から救い大隅國まで導いたと伝わる。
和気神社(鹿児島県)
境内入口の<鳥居>。
和気神社(鹿児島県)
鳥居をくぐると、参道右手にある<社務所>。御朱印はこちら。
和気神社の建物その他
参道左側にある<和気ちゃん>の建物。白いイノシシが飼育されていたが、数年前に亡くなっている。
和気神社(鹿児島県)
参道左側の<手水舎>。
和気神社(鹿児島県)
参道途中から<社殿>を望む。社殿は一段高いところにある。
和気神社(鹿児島県)
拝殿前左側の、とっても珍しい<狛猪>。
和気神社(鹿児島県)
拝殿前左側の<狛猪>。当社では徹底した<イノシシ推し>。(o^―^o)
和気神社(鹿児島県)
<拝殿>全景。両側に翼殿を持つ立派なもの。
和気神社(鹿児島県)
<拝殿>正面。扁額などはない。
和気神社の本殿
<拝殿>内部。
和気神社(鹿児島県)
拝殿から振り返って境内全景。人里離れた場所にあるが、絶えず参拝者が訪れていた。
和気神社(鹿児島県)
参道右側、社務所の隣にある絵馬掛けゾーン。「坂本龍馬とお龍の新婚旅行の地」の看板があるが、1866年に坂本龍馬が当地を訪問したとされ、その時の和歌が記載されている。
その前にポツンと立っている昭和の赤い郵便ポストも良い感じ~♪ (o^―^o)
和気神社(鹿児島県)
鳥居の前に大きな石碑が3つほど立っているので見て廻る。
こちらは<照國公(斉彬公)手植松之記>と記された石碑。
和気神社(鹿児島県)
こちらは<忠烈和気公之遺跡>。もともとこの碑の傍に、1853年に斉彬公お手植えの松があったが枯れ、その後1937年に孫の島津忠重侯爵がお手植えした楠の木が立っている。
和気神社(鹿児島県)
こちらは<義人稲積翁之碑>。稲積翁は、里民に伝わる和気公伝説に出てくる義人。
和気神社(鹿児島県)
最後に<社殿>全景。ほどよく森に包まれてた大きく立派な社殿。(^▽^)/

すてき

みんなのコメント2件)

惣一郎さん、こんばんは🌜
なんとデカい絵馬😆
徹底した「猪」推しは、京都の護王神社と同じですね🐗🐗🐗💨
和気神社は初めて知りました✨

2023年03月10日(金)

しんさん、こんばんはー!(o^―^o)
京都の護王神社も御祭神が和気清麻呂公でしたね。

戦前世代によると、十円紙幣に和気清麻呂公とイノシシが描かれていたようで、
十円紙幣のことを「イノシシ」と俗称していたそうです。

それだけ京都(皇族)にとって和気清麻呂公が忠臣として慕われてきたということなんでしょうね。
(^▽^)/

2023年03月10日(金)
ログインしてください

ログイン無料登録すると、投稿へコメントできます。

投稿者のプロフィール

惣一郎さんのプロフィール画像

惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

惣一郎さんの投稿をもっと見る

ホトカミ見ました! で広がるご縁

ホトカミを見てお参りされた際は、
もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
和気神社の投稿をもっと見る35件
コメント
お問い合わせ