いやだにじ|真言宗善通寺派|剣五山(けんござん)
弥谷寺香川県 みの駅
7:00~17:00
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楽しみ方
3回目の1泊2日四国八十八か所巡り 2日目の5寺院目です。
すぐ近くには 温泉も楽しめる 「道の駅ふれあいパークみの」がありました。帰りに寄るとするかなんて考えながら 駐車場に車を停めました。本山寺から20分ほどで着きました。
山上駐車場もあるようですが 有料でしたので迷いました。しかし 距離が長くないので まあ行けるだろうと思って 下の駐車場に停めて歩くことにしました。
これが失敗でした。木陰のおかげで直射日光はさえぎられるのですが まあ蒸し暑いったらありゃしません。看板に階段530段と書いてありましたが しんどさは正直良く分かりません。
山道に入ってから少しすると仁王門がありました。
ここからの山道はずっと階段でした。それも間隔の広い1歩ずつでは歩けないやつです。
それをぜぃぜぃ言いながら登っていくと 観音様がいらっしゃって そこで一休み。
するとその先に 新しく造ったらしい長~い階段。手すりにしがみつきながら登っていきました。
ようやく到着したのは 下の段の境内。本堂は上の段の境内です。
多宝塔・鐘楼・観音堂・十王堂を見て さらに階段を上がっていきます。
水場の洞窟があり 枯れることなく山水が湧き続けています。
タオルにその水を含ませ 顔から首から火照った体を冷やします。
腕に水を直接かけると まあ気持ちのいいこと。元気がでました。
さらにそこから崖に面した階段を上がっていくと ようやく本堂でした。
現在の本堂は弘化5年(1848年)建立だそうで 山寺特有の傷みもあって 歴史を感じる素敵な建物でした。内陣を見てみると ご本尊が見えました。
でも 山寺で傷んでいるはずだから・・・これは古くないなぁと思いました。まあご本尊ですね。
本堂前から下界を見下ろすと これが気持ちいい。苦労したからでしょうが 晴れ晴れとした気持ちになります。ここでゆっくり休みました。
私たちの後から上がってきた方々も 皆へばっていらっしゃいますが この景色を見ながら休まれていました。少し元気になったところで 下の段の境内へ。
それにしても暑い。大師堂まで下っただけで汗だらだらです。
大師堂へのお参りと 御朱印の拝受です。
洞地蔵尊という貼り紙があって 「岩山のずっと上を見てください」と書かれていました。
ちょうど大師堂は冷房が効いていたので のんびり座って眺めていました。
ありましたありました。岩肌の上の方に小さなお地蔵様の祠が。
さて こちらの大師堂には奥の院もありまして これより先については奥の院の投稿で。
山号は剣五山 院号は千手院 宗旨宗派は真言宗善通寺派 寺格は大本山 ご本尊は千手観音菩薩 創建年は(伝)奈良時代 開基は(伝)行基、聖武天皇(勅願)です。
ご真言とご詠歌は
本尊真言:おん ばさら たらま きりく
ご詠歌:悪人と行き連れなむも弥谷寺(いやだにじ) ただかりそめもよき友ぞよき
でした。
由緒については
寺伝によれば 聖武天皇の勅願により行基が堂宇を建立し 光明皇后の菩提を弔うため 大方広仏華厳経(伝・光明皇后書写)を祀り 寺院を創建したとされる。
当初は中国 四国の八国が眺められたことにちなみ蓮華山八国寺と称したという。
また 空海は7 – 12歳の期間 当寺にある岩窟である獅子之岩屋で学問に励んだという。
807年(大同2年) 唐より帰国後の空海は 当地を再び訪問し獅子之岩屋にて護摩を修し 千座満願のとき蔵王権現のお告げにより千手観音を安置し 唐から持ち帰った金銅四天王五鈷鈴と五柄の剣を納めた。
山号を剣五山 仏の住む山である弥山から仏の谷という意味とされる弥谷に改めたと伝わる。
とありました。
境内案内図 徒歩を山上駐車場尾の位置が分からず 徒歩を選びました
山岳修行の文字が でもゆっくり行けばいいやと
530段 それしんどいのか?
階段を上がったと思ったら また階段
その先に仁王門
山寺の傷み具合は好きです
あれれ こんな道が続くの 1段の間広いやん
観音様の前で一休み
えぇぇぇ なにこの階段
汗だらだらでたどり着いたけど 本堂はさらに上の階
多宝塔
修行大師像
鐘楼
入れます
きっと突けます
観音堂
十王堂
護摩堂
看板では稲荷神社だけど
薬師堂
水場の洞窟
この水が冷たくて気持ちいい
本堂はこの先
磨崖仏(阿弥陀三尊)
磨崖仏(阿弥陀三尊)由緒書
本堂
彫刻がきれい
内陣 ご本尊が見えてる?
本堂から見た下界
下の段の境内に下りてきて 大師堂へ
大黒天様がお迎え
護摩堂
岩山の上を見ろ と
上の方 ずっと上
お地蔵様がいらっしゃいました
弥谷寺の縁起
左手が納経所
四国八十八ヶ所逆打ち巡礼にて参拝しました。
今回の巡礼・香川編の中でも1番の難所でした。
少しでも階段を避けたくて、有料駐車場まで上がりましたが、それでもかなりの階段がありました。
足の装具を付け忘れてしまい、途中からは苦行でした。
大師堂では膝が腫れ曲がらず、立ったままで読経させていただきました。
帰りに参道前にある道の駅に立ち寄りスタンプ帳に押印、切符とカード、お土産を購入しました。
いきなり108段の階段
鐘をついてから参拝
観音堂
十王堂
護摩堂
水場之洞窟
薬師堂
本堂からの眺め
ツアーの先客がたくさんいて本堂前が渋滞。
待ちながら暫し休憩していたら本堂の写真を撮り忘れ大失態。
下り目線の観音堂
こちらも下り目線での鐘楼
多宝塔
大師堂に向かう階段
靴を脱いでまた階段
| 住所 | 香川県三豊市三野町大見乙70 |
|---|---|
| 行き方 | 三豊市コミュニティバス 三野線「ふれあいパークみの」下車 (0.5km)
|
| 名称 | 弥谷寺 |
|---|---|
| 読み方 | いやだにじ |
| 通称 | 弘法大師御学問所 |
| 参拝時間 | 7:00~17:00 |
| トイレ | 送迎バスのりば |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
| 電話番号 | 0875-72-3446 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| ホームページ | https://iyadanizi.xsrv.jp/ |
| 四国八十八ヶ所霊場(お遍路) | |
|---|---|
| 七ヶ所まいり(しちかしょまいり・ななかしょまいり) 第1番 | 仏さま:千手観世音菩薩、大黒天 御詠歌: おんまかきゃらやそわか |
| ご本尊 | 千手観世音菩薩 |
|---|---|
| 山号 | 剣五山(けんござん) |
| 院号 | 千手院(せいじゅいん) |
| 宗旨・宗派 | 真言宗善通寺派 |
| 創建時代 | 天平年間(729〜749) |
| 開山・開基 | 行基菩薩 |
| 文化財 | 金銅五鈷鈴(重要文化財)
|
| ご由緒 | 今からおよそ1300年前。当時蔓延した天然痘降伏の為、行基菩薩が堂宇を建立し、聖武天皇の勅願により、皇后光明子の経典を奉納し寺院を創建しました。
|
| ご利益 | 学問の神様・合格祈願病気平癒厄除け |
| 体験 | 祈祷御朱印重要文化財札所・七福神巡り |
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