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くしなしじんじゃ

櫛梨神社の御由緒・歴史
香川県 善通寺駅

ご祭神神櫛王命
ご神体不詳
創建時代景行天皇の御代
創始者神櫛皇子
ご由緒

当社は延喜神名式讃岐国耶珂郡小櫛梨神社とありて、延喜式内当国二十四社の一なり。景行天皇二十三年、神櫛皇子勅を受け大魚を討たむとして讃岐国に来り。御船を櫛梨山の麓に泊し給い、祓戸神を祭り、船磐大明神という船磐の地名は今も尚残り船形の大岩あり。付近の梢、西北の山麓に舟の苫を干したる苫干場櫂屋敷船頭屋敷の地名も今に残れり。悪魚征討後城を城山に築きて留り給い当国の国造に任せらる。仲哀天皇年九月十五日に御年百二十歳にて薨し給う。国人その遺命を奉じ櫛梨山に葬り廟を建てて奉斎し皇宮大明神と云う往古は社殿壮麗境内は三十六町の社領、御旅所は仲南町塩入八町谷七曲りに在り。其の間鳥居百七基在りきと天正七年長曾我部元親の兵火罹り一切鳥有に帰す。元和元年国主生駒氏社殿造営。寛文五年氏子等によりせらる。明治三年随神門、同四十三年本社殿、翌四十四年幣殿を各改築。大正六年社務所を新築す。

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