くしいなたきひめじんじゃ
久志伊奈太岐比咩神社石川県 七尾駅
参拝自由
能登国能登郡の式内論社です。久志伊羅山という小高い丘に鎮座しており、聖武天皇さまの御代に流行った疫病鎮護のために勅祭が執行されたとされ、その歴史を理由として式内社入りしたと思われます。この疫病流行は各地への国分寺の建立と東大寺盧舎那仏像の造立したとして有名ですね。
《鳥居と灯籠》
《由緒書き》
社名はそのまま奇稲田姫命さまの名前から来ています。
《表参道》
《手水舎》
水は枯れていました。
《拝殿と獅子狛犬像》
👁チェックポイント‼️
この地に奇稲田姫命さまの名を冠する神社があるのには、おそらく気多大社が関連していると思われます。気多大社は出雲国から大己貴命さまがやってきたとされる事蹟に由来する神社で、一時期今の能登生國玉比古神社の場所にあった時期があり、そのタイミングで出雲神話が影響して建てられたのだと思われます。
《拝殿上部》🙏
平安時代後期に正一位の神階に叙しているあたり、疫病鎮護の功績をちゃんと認識されていたのかもしれませんね。
名称 | 久志伊奈太岐比咩神社 |
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読み方 | くしいなたきひめじんじゃ |
参拝時間 | 参拝自由 |
参拝にかかる時間 | 約10分 |
参拝料 | かし |
トイレ | なし |
電話番号 | 0767-72-3376(宿那彦神像石神社) お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ご祭神 | 《主祭神》 奇稲田姫命 《合祀神》 天照大神 豊受大神 |
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ご神体 | 不詳 |
創建時代 | 不詳 |
創始者 | 不詳 |
ご由緒 | 式内社にて、久志伊羅山に鎮座。聖武天皇天平7年痘瘡流行に際し勅祭執行。孝謙帝の時、社料等賜る。神位は高倉天皇治承4年正一位を授けられる。国主畠山家累世の祈願所にて、社領38石寄進。明治7年久志伊羅山社と改称。同11年延喜式内久志伊奈太伎比咩神社と復称。明治13年郷社に列せられる。 |
体験 | 祭り |
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