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いするぎひこじんじゃ

伊須流岐比古神社
石川県 能登二宮駅

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タンホイザ
タンホイザ
2025年10月06日(月) 00時51分59秒
3830投稿

能登国二宮。
石動山に鎮座する。
石動山は能登半島の基部にある標高565mの山で古来山岳信仰の霊場であった。
神仏習合し中世には、伊須流岐比古神社の社殿、堂塔伽藍が建ち並び繁栄した。
鎌倉時代は石動寺と称した。
1335年足利尊氏についた守護・普門俊清の焼き討ちで衰退したが、足利将軍家により再建された。
室町時代は能登守護畠山氏に保護されたが、1582年前田利家、佐久間盛政の焼き討ちで山内全ての建物を焼失した。
戦国時代末期、前田氏により復興。石動山天平寺と称した。
1868年の神仏分離で衰退、ほぼ全ての院坊が破却され、現在は江戸時代末期建築の旧観坊と伊須流岐比古神社の社殿を残すのみである。
本殿は1653年加賀藩主・前田常利の寄進により建立された。
拝殿は1701年の建築。旧神輿堂であったものを拝殿としたものである。

伊須流岐比古神社(石川県)

拝殿

伊須流岐比古神社(石川県)

拝殿

伊須流岐比古神社(石川県)

拝殿

伊須流岐比古神社(石川県)

拝殿

伊須流岐比古神社(石川県)

拝殿

伊須流岐比古神社(石川県)

拝殿まわりの礎石
以前の建物が現在のものより大きかったことを伝えている

伊須流岐比古神社(石川県)

拝殿まわりの礎石
以前の建物が現在のものより大きかったことを伝えている

伊須流岐比古神社(石川県)

拝殿まわりの礎石
以前の建物が現在のものより大きかったことを伝えている

伊須流岐比古神社(石川県)
伊須流岐比古神社(石川県)
伊須流岐比古神社(石川県)

本殿

伊須流岐比古神社(石川県)

本殿

伊須流岐比古神社(石川県)

本殿

伊須流岐比古神社(石川県)

本殿
金属の板で覆われている

伊須流岐比古神社(石川県)
伊須流岐比古神社(石川県)
伊須流岐比古神社(石川県)

イワシガ池(雨乞池)
雨乞所跡。閼伽池。

伊須流岐比古神社(石川県)

講堂跡

伊須流岐比古神社(石川県)

講堂跡

伊須流岐比古神社(石川県)

鐘楼跡

伊須流岐比古神社(石川県)

大師堂跡

伊須流岐比古神社(石川県)

大師堂跡

伊須流岐比古神社(石川県)

五重塔跡

伊須流岐比古神社(石川県)

経蔵跡

伊須流岐比古神社(石川県)

旧観坊

伊須流岐比古神社(石川県)

大宮坊本堂跡

伊須流岐比古神社(石川県)

大宮坊書院台所棟(復元)

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Gauche Ingalls
Gauche Ingalls
2024年01月31日(水) 00時38分24秒
730投稿

#伊須流岐比古神社

ご祭神はイスルギヒコの神とイザナギの尊。石川県鹿島郡中能登町と富山県氷見市の境目にそびえる、石動(せきどう)山の頂上に鎮座する。富山県には石動(いするぎ)という地名もある。

#伊須流岐比古神

富山県民と石川県民の不仲さは、今や全国放送のバラエティ番組でネタになるほどの公知の事実だ。だがこれ、下手をすれば神代から続く因縁かもしれない。

イスルギヒコの神は現在の富山市・舟倉の女神アネクラヒメの命と将来を誓い合っていたが、能登に住むノトヒメの神にたぶらかされ、彼女と結婚。その後もアネクラヒメの命に挑発をくり返し、ついには能登と越中、双方の妖精たちまで巻き込む戦争へと発展した。騒乱はタカミムスビの尊の意を受けたオオクニヌシの神が鎮圧。イスルギヒコの神とノトヒメの神は処刑されたという。
石動山の帰属をめぐって能登と越中の間でいさかいがあり、この神話はそれを反映している、と想像するのは容易だ。が、実際に誰かがそのように主張するのは見たことがない。
なお、これはあくまで富山側の神話。ここ伊須流岐比古神社や、ノトヒメの神を祀る能登比咩神社(中能登町)では、そのような話は全く聞かない。特に能登比咩神社は、ノトヒメの神がオオクニヌシの神と結婚したとする。イスルギヒコの神を巡ってアネクラヒメの命と争った、という伝承とは両立しがたいように思う。

伊須流岐比古神社の御朱印
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歴史

式内の古社で、崇神天皇6年の創建と伝え、治承4年勅使藤原家通の参向あり。歴代の勅願所にて、中世5社大権現と称して、別当360余坊、衆徒3000を擁す。中世以来、しばしば戦場となる。暦応4年足利尊氏社殿再建。天正11年朝廷の命により、羽柴秀吉再興。現本殿は承応2年前田利常の再建。明治5年に郷社。

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伊須流岐比古神社の基本情報

住所

石川県鹿島郡中能登町石動山子乙1

行き方
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名称

伊須流岐比古神社

読み方

いするぎひこじんじゃ

通称

五社大権現

御朱印あり
限定御朱印なし

詳細情報

ご祭神《合》水波能売命,《主》伊須流支比古神,伊弉諾命,《配》伊弉冊命,天目一箇命,迦具土命,素盞嗚命
ご由緒

式内の古社で、崇神天皇6年の創建と伝え、治承4年勅使藤原家通の参向あり。歴代の勅願所にて、中世5社大権現と称して、別当360余坊、衆徒3000を擁す。中世以来、しばしば戦場となる。暦応4年足利尊氏社殿再建。天正11年朝廷の命により、羽柴秀吉再興。現本殿は承応2年前田利常の再建。明治5年に郷社。

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