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はせざんかんのんいん

長谷山観音院のお参りの記録(2回目)
石川県北鉄金沢駅

投稿日:2024年01月30日(火)
#観音院

ご本尊は十一面観音。脇侍は雨宝童子とナンダ龍王。長谷山という山号が示すように、長谷寺(奈良県桜井市)と同じだ。

#難陀龍王

梵語でナンダ。真言は「ノウマク サマンダ・ボダナン ナンダヤ ソワカ」、種子はナやナー。八大龍王のリーダー。
長谷寺では雨宝童子と組んで十一面観音の左右に控えるが、同じく西国三十三所の醍醐寺(京都市伏見区)では、バツナンダ龍王と共にジュンテイ観音を持ち上げる。バツナンダ龍王はナンダ龍王の弟で、彼もまた八大龍王の一員。
胎蔵マンダラの外周を四角く取り巻く最外院(さいげいん)のうち、向かって右・左・下の辺のいずれも中央付近に計3度、姿を見せる。3回ともバツナンダ龍王と一緒だ。彼ら兄弟は胎蔵マンダラにそれぞれ3か所ずつも居場所があるのに、八大龍王のうち残る6尊は、胎蔵マンダラにも金剛界マンダラにも全く登場しない。

千手観音の眷属・二十八部衆にも名を連ねる。
二十八部衆に言及する経典は複数あって、メンバーの顔触れもまちまちらしい。密教大辞典は2通りの組み合わせを載せる。千手観音造次第法儀軌および仏像図彙という2つの書物の掲げるものだ。千手観音造次第法儀軌はナンダ龍王に加え、バツナンダ龍王も二十八部衆に数える。仏像図彙はナンダ龍王とシャカラ龍王を挙げる。シャカラ龍王も八大龍王だ。多くの書籍で紹介されるのは仏像図彙の記述。
長谷山観音院の御朱印

すてき

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