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西蓮寺ではいただけません
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さいれんじ|天台宗尸羅度山

西蓮寺
茨城県 北浦湖畔駅

御朱印について御朱印
あり
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関東百八地蔵霊場
第六十五番 
関東百八薬師霊場
第七十八番
常陸七福神
寿老人

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2024年08月03日(土)
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山号は尸羅度山、院号は曼珠院、寺号は西蓮寺、宗旨 宗派は天台宗、ご本尊は薬師如来、関東百八地蔵霊場 第六十五番札所、関東九十一薬師霊場 第七十八番札所、常陸国七福神 寿老人、西蓮寺の創建は奈良時代末期の延暦元年(782)、桓武天皇(第50代天皇・在位:天応元年781年~延暦25年806年)の勅命により伝教大師最澄の高弟である最仙上人が開山したのが始まりと伝えられています。最仙上人は常陸国関城出身の天台宗の高僧で、中国に渡航して修行を重ね常陸の講師として帰郷、常陸国(現在の茨城県)で天台宗の布教に尽力しています。
西蓮寺は当地方における天台宗の中心的な役割をもった寺院として寺運が隆盛し「常陸の高野山」の異名があり最盛期には末寺30余寺を擁する大寺院に発展しました。鎌倉時代に入ると慶弁阿闍梨(比叡山の無動寺の僧)が中興し七堂伽藍を整備、忠尋大僧正(曼殊院門跡)も中央の乱を逃れ当寺を訪れ曼殊院の扁額を掲げています。
明応8年(1499)、西蓮寺は兵火で堂宇、寺宝、記録など多くが焼失しますがその後再建され、江戸時代には幕府から庇護を受け朱印状を賜っています。明治16年(1883)にも火災にあい仁王門や相輪とうなどは焼け残りましたが多くの被害を受けています。現在の西蓮寺仁王門は天文12年(1543)に建てられた楼門を寛政年間(1789~1801年)に改修し単層にしたもので、さらに安政7年(1860)に西蓮寺の山門として移築されてきました。現在は三間一戸、八脚単層門、寄棟、銅板葺、両側に仁王像を安置、中世の寺院建築の遺構として貴重な存在で昭和25年(1950)に国指定重要文化財に指定されています。西蓮寺の相輪とうは弘安の役(元寇・弘安4年:1281年)の戦勝を記念して慶弁和尚が浄財を募り弘安10年(1287)に建立されたもので高さ9.16mもあり日本三大相輪とう(比叡山延暦寺・日光輪王寺)の1つに数えられ昭和25年(1950)に国指定重要文化財に指定されています。
西蓮寺の本尊の木造薬師如来坐像は室町時代末期に制作されたもので最仙上人自ら彫り込んだ伝わる仏像で一木背刳造、翻波式、像高150㎝、昭和33年(1962)に茨城県指定重要文化財。境内の大イチョウは最仙上人御手植えと伝わる大木で推定樹齢1000年、2株あり1号株は高さ25m、幹周り6m、明治16年(1833)の火災で墨化し細くなっています。2号株は樹高約27m、幹周約8m、大正6年(1917)の台風により幹部が折れましたがその後木勢は回復し昭和39年(1964)に両株共に茨城県指定天然記念物に指定されています。
又、伝統行事である常行三昧会は寛治年間(1087~1094年)に当地の有力者が比叡山から教えを請い当寺に伝え、毎年9月24日~30日行われるもので平成13年(2001)に行方市指定無形民俗文化財に指定されています

西蓮寺(茨城県)

常陸七福神、寿老人

西蓮寺(茨城県)

関東九十一薬師霊場 第七十八番札所、朱印です。

西蓮寺(茨城県)

関東百八地蔵霊場 第六十五番札所、朱印です。

西蓮寺(茨城県)
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西蓮寺(茨城県)
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歴史

782年(延暦元年)に桓武天皇の勅願により天台宗の僧で最澄の弟子である最仙によって創建されたと伝えられ、中世から近世にかけて、末寺30余カ寺を有して寺運は興隆し天台宗の中心的な寺院のひとつとなった。鎌倉時代中期、比叡山の無動寺から慶弁阿闍梨が来て七堂伽藍を造営し、京都の曼殊院の門跡忠尋大僧正が、乱を逃れてこの西蓮寺に来てとどまり、曼殊院の額を山門に掲げたと伝えられる。境内に建つ相輪橖は日本三相輪橖のひとつで、慶弁が元寇の役で勝利したことを記念して、信者の浄財によって建立したと伝えられている。江戸時代には江戸幕府から朱印状を与えられていた。1883年(明治16年)の火災により、本堂・薬師堂などを焼失したが、山門(1543年建立)と相輪橖(1287年建立)は焼失を免れた。現在の本堂・常行堂・鐘楼・客殿などは、火災後の再建によるものである

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西蓮寺の基本情報

住所茨城県行方市西蓮寺504
行き方
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名称西蓮寺
読み方さいれんじ
御朱印あり

限定御朱印なし
電話番号0299-56-0107
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。

詳細情報

ご本尊薬師如来
山号尸羅度山
院号曼珠院
宗旨・宗派天台宗
創建時代延暦元年(782年)
開山・開基最仙
文化財

国指定重要文化財
山門(仁王門)
相輪橖

茨城県指定文化財
木造薬師如来坐像

茨城県指定天然記念物
大イチョウ

ご由緒

782年(延暦元年)に桓武天皇の勅願により天台宗の僧で最澄の弟子である最仙によって創建されたと伝えられ、中世から近世にかけて、末寺30余カ寺を有して寺運は興隆し天台宗の中心的な寺院のひとつとなった。鎌倉時代中期、比叡山の無動寺から慶弁阿闍梨が来て七堂伽藍を造営し、京都の曼殊院の門跡忠尋大僧正が、乱を逃れてこの西蓮寺に来てとどまり、曼殊院の額を山門に掲げたと伝えられる。境内に建つ相輪橖は日本三相輪橖のひとつで、慶弁が元寇の役で勝利したことを記念して、信者の浄財によって建立したと伝えられている。江戸時代には江戸幕府から朱印状を与えられていた。1883年(明治16年)の火災により、本堂・薬師堂などを焼失したが、山門(1543年建立)と相輪橖(1287年建立)は焼失を免れた。現在の本堂・常行堂・鐘楼・客殿などは、火災後の再建によるものである

体験御朱印重要文化財花の名所札所・七福神巡り
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