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常陸二ノ宮 静神社ではいただけません
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ひたちのくににのみや しずじんじゃ

常陸二ノ宮 静神社のお参りの記録(1回目)
茨城県静駅

投稿日:2021年09月04日(土)
参拝:2020年8月吉日
静神社(しず~)は、茨城県那珂市にある神社。式内社(名神大)で、常陸国二之宮。旧社格は県社。主祭神は建葉槌命(たけはづちのみこと;別名「倭文神(しどりのかみ)」)、相殿神は手力雄命(たぢからを)、高皇産霊命(たかみむすび)、思兼命(おもいかね)。

創建は不詳。『新編常陸国誌』では、平安時代初期の806年創建との社伝を載せる。『常陸国風土記』久慈郡の条に「静織(しどり)の里」とあり、上古に綾を織る機を知る人々が存在したことを示し、『和名類聚抄』には常陸国久慈郡に「倭文郷(しどりごう)」の記載があり、これらが地名、社名の由来となったと推測されている。
国史では、平安時代前期の885年に『日本三代実録』に「静神」の神階昇叙の記載がある。また927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「常陸国 久慈郡 静神社 名神大」に比定されている。
また、常陸国一之宮の鹿島神宮、三之宮の吉田神社とともに、二宮として崇敬を受けた。江戸時代には幕府2代将軍・徳川秀忠から神領150石の寄進を受け、その後水戸徳川家の祈願所となり、1667年に水戸藩2代藩主・徳川光圀が社殿を修造、9代藩主・徳川斉昭が火災で焼失した社殿を再建した。明治に入り、近代社格制度において県社に列格した。

当社は、JR水郡線・静駅の西南西1.5kmの小丘の上にある。境内南東端にある巨大な鳥居をくぐって境内に入ると、長い参道を少しずつ登りながら進み、神門をくぐると社殿周りの広い神域がひろがる。往古から一貫して大社であったことが伺える。

今回は、常陸国の式内社、二之宮ということで参拝することに。参拝時は週末の昼ごろで、真夏の炎天下であったためか、参拝者は自分たち以外に数人いた程度だった。
常陸二ノ宮 静神社の鳥居
境内入口の巨大な<一の鳥居(大鳥居)>と<社号標>。県道・日立笠間線脇にあって、南東向きに立っている。
鳥居の目の前には大きなため池<静留池>がある。
常陸二ノ宮 静神社の手水
鳥居とサイズ感を合わせたような、巨大な<手水舎>。屋根の造りもしっかりしている。
常陸二ノ宮 静神社の建物その他
参道右手の樹木の下にひっそり立っている、明治時代の旧<社号標>。
常陸二ノ宮 静神社の鳥居
階段を少し上がって<二の鳥居>。こちらは銅製かしら。
常陸二ノ宮 静神社の建物その他
緑に囲まれた参道を進んでは階段を登り進むと、やがて<神門>が見えてくる。
階段は合計150段ほどあるが、参道を挟みながら徐々に上がるのできつくない。
常陸二ノ宮 静神社の山門
端正な風貌の<神門>。気持ちが引き締まる。
常陸二ノ宮 静神社の山門
神門には<静大神宮>の扁額が掛かる。
常陸二ノ宮 静神社の本殿
<拝殿>全景。江戸時代末期1841年の火災で焼失後、水戸藩第9代藩主・徳川斉昭公が再建。屋根に厚みがあって、ボリューム感のある建物。
常陸二ノ宮 静神社の本殿
拝殿も立派だと思ったが、かなり驚いたのがその背後にある<幣殿・本殿>。非常にきれいに整備されていて、幣殿はかなり長く、本殿は拝殿と同じぐらい大きい。こちらも江戸末期に徳川斉昭公が再建。
常陸二ノ宮 静神社の自然
拝殿向かって右手にある<御神木>。幹の太さが半端なく極太。黄色に塗られた添え木が鳥居の形になっている。
常陸二ノ宮 静神社(茨城県)
御神木の裏手にある境内社。表札がなく社名は分からない(HPにも記載なし)。
常陸二ノ宮 静神社の自然
社殿の右手にある<元御神木>。江戸末期、天保年間の火災で枯死。
常陸二ノ宮 静神社の自然
生木の時は<千度杉>と呼ばれ、願掛けして周囲を千度回る習慣があったとのこと。
常陸二ノ宮 静神社(茨城県)
社殿右手奥にある境内社。
常陸二ノ宮 静神社の末社
本殿裏にある境内社群。
常陸二ノ宮 静神社(茨城県)
社殿の右手奥にある、末社<手接足尾(てつぎあしお)神社>への入口。
常陸二ノ宮 静神社の自然
入口をくぐって左方向に進む。森は深いがちゃんと参道になっていて、徒歩3分ほどで着く。
常陸二ノ宮 静神社の末社
こちらが<手接足尾神社>。手足の健康を守護する神として、昔から手差しや草履を納めて祈願する風習がある。

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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