長禅寺のお参りの記録(1回目)
茨城県取手駅

過去の参拝記録です。長禅寺、取手駅東口から徒歩10分程の古刹です。正式には大鹿山長禅寺と号し、臨済宗妙心寺派。慶安2年（1649年）将軍徳川家光より寺領5石3斗を賜る朱印状の交付を受け、以後明治維新まで歴代の将軍より朱印状を受けています。

ここは何と言っても三世堂（茨城県指定文化財）が有名。「さざえ堂」と呼ばれる形式で、内部は上り専用階段と下り専用階段で参拝者が交差せずにまわれるようになっている。外観は2層ですが内部は3層構造。また1層には坂東三十三か所観音札所、2層には秩父三十四か所観音札所、3層には西国三十三か所の各本尊の写しを安置しており、合計百体の観音像があることから、百観音堂とも呼ばれています。

さざえ堂は、群馬県太田市の曹源寺、埼玉県本庄市の成身院、福島県会津若松市の旧正宗寺、青森県弘前市の蘭庭院と、長禅寺を含めて全国で5棟しか残っておらず、大変貴重な建物です。
（取手市観光協会HPより）

丁度紅葉の時期、参拝客は少なめで静かな境内でゆっくりと紅葉を鑑賞できました。お参りを済ませて庫裡にまわり、お寺の方に御朱印を頂く。以前夏頃訪れた時に「さざえ堂」内部見学した記憶があり、その事を話すと、「特別公開は毎年4月18日のみなので」との事。だいぶ前の事で記憶違いだったのか？いや、確かに見たと思ったのですが。