ちょうぜんじ|臨済宗妙心寺派|大鹿山
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大鹿山 長禅寺(臨済宗 妙心寺派, 931年)
山門, 三世堂(栄螺堂(さざえどう), 百観音堂), 本堂, 光音霊堂, 霊山堂, 禅堂
平将門が創建, 本尊は地蔵菩薩, 三世堂には快慶作と伝わる十一面観音と百観音を祀る
🌼長禅寺(ちょうぜんじ)に参拝させて頂きました🙏🌸当寺院は茨城県取手市にある臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は大鹿山。本尊は地蔵菩薩。平将門の創建と伝わっています。🌺本堂 は本尊の地蔵菩薩像を祀っており、三世堂(観音堂)- 栄螺堂様式の仏堂です。☘️ 宝暦13年(1763年)の建立し、快慶作と伝わる十一面観音と、西国・秩父・坂東の合わせて百観音を祀り、菊池幽芳は取手に住んでいたころ大鹿山栄螺堂に幾たびか登ったと自叙伝に記しています。🍒山門 は表参道の階段を登り切った上にある門で、19世紀初頭の建立。 重層四脚門で上層には梵鐘を吊り、屋根は入母屋造で茅葺であったのを銅板葺に改め二手先挿肘木で上層の縁を支え、軒は出三斗。他、新四国相馬霊場の札所など計8棟があります。🌼承平元年(931年)に平将門の勅願所として建立と伝わっています。🍁荒廃するが御厨三郎吉秀が守り本尊を密かに守り伝え、承久元年(1219年)に吉秀の子孫で大鹿城主の織部時平の命で義門和尚を開祖として再興しました。🌹文暦元年(1234年)に織部時平が十一面観音菩薩像を四間四面御堂に安置されました。💐慶安2年(1649年)に徳川家光から朱印状を賜り、5石3斗を拝領。
元禄9年(1696年)頃に現在地に移転しました。☘️宝暦13年(1763年)に三世堂建立(白嗣殿)し、寛政2年(1790年)の大風で三世堂が大破しました。享和元年(1801年)に三世堂を再建(観音堂)しました。
🍁所在地 : 茨城県取手市取手2丁目9-1
地図を見ていたら取手駅のすぐ近くにまるで陸の孤島のような丘があり、その丘全体が伽藍になってるようなので、次はこのお寺を目指してみることにしました。
一つ前の取手八坂神社で出てきました相馬霊場新四国八十八ヶ所の一番札所と八十八番札所が置かれた、発願にして結願の寺(他に五番札所もあり)
なんと開基は平将門公!Σ( ̄□ ̄;) 将門公が勅願所として建てた古刹だそうです。
周辺は取手駅前の市街地ですが、ご覧のように緑に溢れしかも高台にあるため、一歩中に入れば回りとは完全に隔絶された雰囲気の味わえる、まさに「霊域」と呼ぶにふさわしい場所でした。
ただ惜しむらくは、自分が行った時は墓地の方で芝刈機を使って草刈りをしており、音響面で霊域感がちょっと削がれていた(^^; おそらくもっと静かな日に行けば悟りが開けてたかもしれませんw
ちなみに緑に覆われてるということで蚊の襲来は避けられず、寺で殺生するのもアレなので虫除けスプレーを吹き付けて参拝に挑みました。
秘境系寺社参拝が多いので車に常備するようになったのさw
複数種類あるようですが、自分が授かったのは本尊の延命地蔵尊でした
本来は丘の下からこの階段を登ってくるようです
ただ丘の下には駐車場が見当たらず
それっぽいのもあったのですが、Googleストリートビューで見ると月極さんの駐車場だった( ´・ω・`)
山門
相馬霊場総本地とあり
ここが相馬新四国八十八ヶ所の一番と八十八番、発願所にして結願所でもあります
自分は山門(南側)とは別の坂道(東側)に偶然迷い込み、車で境内まで乗り付けてしまった(^^;
ただ地図を見る限りでは丘の下には駐車場が見当たらなかったのでこれで正解だったのかも
山門入って左側に手水舎
その向こうに車が1台止まってたので、自分もここに止めさせてもらいました
山門右側には「八十八ヶ所総拝堂」
四国八十八ヶ所霊場の写し
堂内には四国八十八ヶ所の仏様がズラリ
また看板に「御母堂尊像」とありますが、空海の母上様も祀られてるらしい
(名は不詳 「玉依御前」「阿古屋御前」など諸説あるそうです)
回りに積まれてる布は四国遍路のおいずるか?はたまた安産祈願の腹帯か?
境内の真ん中に池があり
このお寺ちょっと配置がわかりづらいので、これ以降は池を中心に南から時計回りに御紹介します
池には縁起良さそうな紅白と金の鯉がお出迎え
池の南側 駐車場付近に由来板
池の西側に本堂と寺務所
本堂
池の北側には霊山堂
相馬霊場新四国八十八ヶ所の第一番
ここは開いてて御本尊が拝観できました
授与品もあったのですが、ちょうど管理人らしい人が門を締めて出掛けたところで見ることができなかった(>_<)
おそらく大黒天はこちらで受印できたのではないかと・・・( ´・ω・`)
本尊の御朱印は寺務所で御住職から授かれました
大師堂の右側に三世堂
過去・現在・未来の三世仏を祀る観音堂
こちらには板東西国秩父の日本百観音も祀られてます
つまりこのお寺を拝めば日本百観音と四国八十八ヶ所全てを回ったのと同じ功徳が得られる☆
この三世堂はさざえ堂にもなってて、毎年4/18のみ御開帳
実は何気に御開帳情報掴んでまして行きたいと思ったのですが、その数日前に祭りの集中してたグンマー方面への遠征を優先してしまったため断念(>_<)
三世堂の右側に文殊堂と取手のハナ肇
宇田川源次郎って誰やねん?(・・ )と調べたところ、地元の油脂販売業者で茨城県会議員を5期勤めた名士らしい
おお!将門公の九曜紋(*゜∀゜)=3
「鎮守文殊堂」とありますが・・・残念ながらこのお寺、やはり注目されてるのはさざえ堂の方でググっても出てくるのはそちらの情報ばかりで、このお堂の由来や将門公との関連についてはわかりませんでした(>_<)
池の東側には3つの堂宇
手前の六角堂は「光音霊堂」
相馬霊場を開いた光音禅師を祀るお堂
右側は大師堂 相馬霊場の五番札所
一番と八十八番は最初からこのお寺と決まっていたのですが、霊場発足時に五番札所に予定されていた寺が急遽辞退してしまったため、五番もこのお寺が担うことになったそうです
左側も大師堂
これが相馬霊場の八十八番、結願札所
歴史
長禅寺は、大鹿山長禅寺と号し、臨済宗妙心寺派の古刹で、京都の妙心寺の末寺です。本尊は延命地蔵尊です。
縁起によれば、朱雀天皇の代の承平元年(九三一)に、平将門が勅願所として創建したと伝えられます。将門没後は「御厨三郎吉秀」という人物が、密かに本尊を守り伝えてきたものの荒廃が甚だしかったと言われています。承久元年(一二一九)には義門和尚を開祖として再興が計られ、また「吉秀二十九代後胤織部時平」は、文暦元年(一二三四)に将門の守本尊で安阿弥(快慶)の作と伝えられる十一面観音像を安置するために「四間四面御堂」を建立するとともに、寺の再興を計ったとも伝えられています。
創建当時は旧大鹿村(現在の白山地区、取手競輪場近く)にありましたが、江戸時代初めに水戸街道が整備されて取手宿が形成されると現在地へ移転しました。慶安二年(一六四九)に三代将軍徳川家光から朱印地五石三斗を賜って以来、代々の徳川将軍から朱印地を賜っています。
長禅寺略記
名称 | 長禅寺 |
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読み方 | ちょうぜんじ |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
電話番号 | 0297-74-0008 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
ご本尊 | 延命地蔵尊 |
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山号 | 大鹿山 |
宗旨・宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
創建時代 | 承平元年(931年) |
開山・開基 | 平将門 |
文化財 | 三世堂 茨城県指定文化財 |
ご由緒 | 長禅寺は、大鹿山長禅寺と号し、臨済宗妙心寺派の古刹で、京都の妙心寺の末寺です。本尊は延命地蔵尊です。
長禅寺略記 |
体験 | 御朱印札所・七福神巡り |
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