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こやすじんじゃ

子安神社の御由緒・歴史
公式茨城県 高浜駅

ご祭神・木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
大山津見神の娘。邇邇芸命と結婚し、火照命、火須勢理命、火遠理命を産み育む。安産の守護の神、夫婦和合の守護神とされ、富士浅間の神として讃えられている。

・武甕槌命(たけみかづちのかみ)
伊弉諾尊が火神を切り殺したとき、剣に付着した血から産まれた神。高天原から葦原中津国に派遣され、国譲りの交渉に成功。また、神武東征においても、天皇の危難を救った。雷神・剣神・武神とされ、鹿島神宮・春日大社に祀られている。
創建時代大同2年(807年)
ご由緒

大同2年(807年)
駿河国富士浅間大神と鹿島大神の御分霊を鎮齋。

天喜4年(1056年)
源頼義・義家公父子奥州御討征の途次、再度にわたる御参拝で奥羽鎮定と奥方の安産を祈願。

康平6年(1063年)
征奥の大任を終え凱旋の折り、神護天祐のあらたかであったため、当社に報賽、社殿修営祭祀料の寄進をして源家累代尊襲すべきものと定めた。

棟札に残る造営の記録として、拝殿造立が寛文13年(1673年)とあり、本殿はそれ以前江戸初期の建立と云われ、以来建て替えられていない。

当社は、常陸国延喜式内社28座の1つ、茨城郡「夷針神社」の論社となっている。

※常陸国延喜式内社とは
延長5年(927年)に編纂された「延喜式」の巻九・十「延喜式神名帳」に記載された神社。全国2861社、3132座。単に「式内社」または「式社」ともいう。

※論社とは
現代において「式内社」の末裔社が判らなくなり、複数の末裔ともくされる神社が在る場合、それぞれの神社を「論社」という。

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