裏つくば、恋瀬川沿いの神社のお参りの記録(1回目)
茨城県石岡駅

通称「ロッコク」国道６号線から、石岡つくば線に一歩、足を踏み入れると、がらり雰囲気が変わる。
轟々と鳴るクルマの音が、パッと消える。
それに代わって田畑を渡る風の音が、耳に入ってくる。
空気が急に、草の香りを含んでくる。自然、アクセルを踏む足の力がゆるむ。
シートにゆったり腰を落ち着けて、ゆっくり走りたくなる。
余計な緊張感が消えてしまうのですね。
そこへ現れた
大きな樹々、そこに隠されるようにいらっしゃる石祠。
おそらくは、鳥居は後付けかと思料されます。
お祀りされているご祭神は、石の表面が風化してしまい読み取ることは出来ませんでした。
しかし複数あることから、地元の方々がむかしから心を寄せていらしたことは、よくわかります。
ごくごく自然にこころから湧き出た信仰心は、このような形に結実したのだ、とひとり納得。

こちらの直近、似たような感じの場所が複数あります。
すなわち、いわゆる古墳の上に石祠を置いて、神社としているところです。
ぱっと見、わたくしはそう思ったのですが、そういう案内は無し。しかし好天であれば、青空に映えるつくば嶺が目の前にあるはず。
こちらの古道ぞいは、ゆっくり・ゆったり走らないと、もったいない。
またお伺いしたいと思います