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とくどうしょうにんどう

徳道上人堂のお参りの記録一覧
兵庫県 網干駅

四季
四季
2025年01月02日(木)
496投稿

徳道上人物語 

まいる心とまるい輪の 念仏踊りのひとふしで 
吾がふるさとが誇りたる 徳道上人物語

こヽ播州は矢田部村 聖徳太子のゆかりの地 
檀特山のふもとなる みのりの里でご誕生 
徳道さまのご先祖は 武内宿禰にて 
子孫にあたる石川麻呂 その子もろ人を父とされ 
大和、飛鳥をゆいえんに 高き血すじのお家柄 
おも美はしく神童と 里人たちは賞めにけり 
月にむら雲 花に風 幼き日々に小夜嵐 
十一才のおんときに 杖とも頼む父君が 
この世を去られてその憂い 心に深くつきぬまま 
十九才のおんときに 母君さまもあの世へと 
父君さまや母君の 回向ひとすじ明け暮れて 
人生無常をまのあたり 別離の涙つきもせず 
おん歳二十の上人は ついに出家を決意され 
流転三界報恩の 仏門修行に旅たちぬ 

大和の国は長谷寺の 道明大徳たづねゆき 
豊山初瀬の霊地にて 戒名こヽに徳道と 
たヽひとすじに法のため 風雪耐えて山ごもり 
星霜ついに十年の 悟りの道ぞひらかれる 
その澄みわたるお心に お伊勢さまや神仏の 
尊きみ声や霊感に 歓喜踊躍の上人は 
寺院仏像建立に 一心こめてすヽまれる 
十一面の大観音 これぞ大和の長谷寺に 
播磨の国や西国を めぐりめぐりて道ひらき 
橋をかけられ田をつくり 慈悲の衣の旅まくら 
いばらの山道切り分けて 西国巡礼霊場の 
三十三所の観世音 お開きなされし尊さよ 
はるか旅路をどこまでも 全国各地を行脚され 
鎌倉の地は長谷観音 今もその名は高からん 
ご誕生地の矢田部には 産湯の井戸や椋の木に 
庵のあとも残されて そのご遺徳を偲ぶなり 
檀特山は清光寺 
竜野の里は恩徳寺 
増位の山の随願寺 
石海の里蓮常寺 
せヽらぎ涼し夢前の 
置塩の里性海寺 
いで湯の城崎温泉寺 観音大工はおわします 
諸国に寺々創與られて 大本山の長谷寺と 
えにしも深く長谷と呼ぶ 寺院は百を数えたり 

慈悲を求める人たちが あがめ慕いしご上人 
ともしびかヽげていつの世も 
徳道さんは照らします 
鈴の音冴えて巡礼の 山道のぼる姿こそ 
清きまことの心にて 生きとし命の泉なり 
開創こヽに長谷寺は 壱千二百五十年 
大観世音御光が とわに輝く総本山 
あヽ有難や有難や 祈り仰がん観世音 
福寿の海の量りなき 大悲大悲の法灯なり 
徳道上人御徳を 奉賛こヽにふるさとの 
矢田部の里に 風かおる
矢田部の里に 風かおる 

『 播州音頭物語全集 』
後藤利信著(作詞家)

📿 徳道上人堂 📿
📍揖保郡太子町矢田部224-3

大和国の長谷寺を建立し、
廣大山恩徳寺 たつの市揖西町中垣内266
蓬莱山晋光寺 加西市
など各地の寺院建立に関係し、
人々に篤い信仰心を与え、仏教を広めた奈良時代の僧です。
太子町矢田部の西端に、西国三十三ヵ所霊場巡礼の開祖である徳道上人のお堂があります。
「峯相記」にも播磨国揖保郡矢田部村の人であると記されています。この地に生まれた上人が使ったとされる産湯の井戸が今も矢田部に残されています。
太子町の里山として親しまれている檀特山にも『感動岩』や『狐塚』など、
徳道上人の伝説が残されています。

檀特山清光寺
兵庫県揖保郡太子町矢田部211
#播州lover

徳道上人堂(兵庫県)
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