いたてひょうずじんじゃ
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
射楯兵主神社ではいただけません
広告
射楯兵主神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年06月04日(土)
参拝:2022年4月吉日
【播磨國 式内社巡り】
射楯兵主神社(いたて・ひょうず~)は兵庫県姫路市総社本町にある神社。式内社で、播磨国総社。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。祭神は射楯大神(五十猛神)、兵主大神(大国主神)。特殊大祭礼の、60年に一度の「一ツ山大祭」、20年に一度の「三ツ山大祭」が有名。
社伝によると、創建は欽明天皇の御代564年に兵主大神を飾磨郡伊和里水尾山(姫路市山野井町、現・水尾神社)に祀ったのが始まり。のちに飾磨郡因達里に祀られていた射楯大神を合祀。平安時代に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「播磨國 飾磨郡 射楯兵主神社二座 小」に比定されている。1181年には播磨國16郡74座の大小明神社を合祀し、「播磨國総社」、「府中社」と称した。安土桃山時代の1581年に羽柴秀吉の姫路城築城に伴い現在地に遷座した。江戸時代には歴代姫路城主から鎮護の社として崇敬され、1607年に池田輝政が太鼓橋を、1624年に本多忠政は総社総神殿玉垣を、1652年に榊原忠次が大鳥居をそれぞれ寄進した。明治時代に入り、近代社格制度のもと県社に列格した。1945年に米軍の姫路空襲により社殿を焼失したが戦後まもなく再建した。なお、伊勢神宮と強いつながりから、2016年の神宮の式年遷宮時に古い神宝のうち4点(革御靭・銅黒造の御太刀・梓御弓・御楯)を譲渡されている。
当社は、JR山陽本線・山陽新幹線・姫路駅の北北東1kmの平地の市街地にある。姫路城にほぼ隣接していて、その南東すぐの場所にある。秀吉による遷座以降400年経つが、ずっと姫路城下の一等地であったためか、現在の境内の広さはそこそこの広さ。古木は見当たらないが、境内社のエリアは緑が濃くなっている。特徴としては、総社だけあって、播磨國内の主要神社をはじめ、いろんな種類の境内社が集められていること。社殿東側の境内社が集まっているエリアは、木々の中に境内社が立ち並び、それらを繋ぐ小道が巡らせてあるので、廻っていてなかなか楽しい。
今回は、播磨國の式内社、播磨國総社、兵庫県の旧県社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中早めの時間で、自分以外にもぱらぱらと参拝者を見掛けた。
参道南端にある<鳥居>と<社号標>。
公道上に建つ<鳥居>。まっすぐ先に<神門>が見える。
鳥居の手前右側にある<元塩町稲荷神社>。昭和戦後1951年建立とのこと。
参道突き当りの<神門>。
神門くぐって右側にある<手水舎>。
<拝殿>全景。
拝殿前左側の<狛犬>。青銅製かな。大きく凛々しい。
拝殿前右側の<狛犬>。
<拝殿>正面。外側に扁額はなし。
拝殿前の狛犬の近くにある<白幣祭>の笹。1200年前の疫病流行時、総社御神前に白幣(白い反物)を供え病気平癒を祈願したことに因む。白幣結びの初穂料は「お気持ち」とのこと。(o^―^o)スバラシイ!
拝殿に向かって左手にある<社務所>。御朱印はこちら。
神門をくぐって、すぐ左側にある<恵美酒社・住吉社>全景。
<恵美酒社・住吉社>の拝殿正面。
手水舎そばにある<撫でみみづく>。「みみづく」は古くからの当社の神使。
拝殿に向かって右手にある<長生殿>。
長生殿前から<社殿>全景。
拝殿の右手にある<神馬>。
拝殿の右側にある扁額に「播磨国総明神」とある<鳥居>。この奥から本殿裏手に掛けて、播磨國の主要神社が並んでいるので見て廻る。
まず本殿の右後方にある<東播磨総神殿>。平安時代末期1181年の『播磨国内鎮守大小明神記』によると、播磨国内16郡の大小明神174座(太神 24座、小社150座)を当社に合せ祀って以降、当社「播磨国総社」と呼ばれるようになった。その東播磨8郡大小明神を祀る。
東播磨総神殿前から見た、拝殿後ろの<本殿>。サイズは大きめ。
本殿の真後ろにある境内社群。十二社合殿、一ノ宮、二ノ宮、日岡社、角社、手置帆負社、彦狭知社、秋葉社、羽黒社、道祖社、鞍屋社、柿本社、東照宮。
本殿の左後方にある<西播磨総神殿>。西播磨8郡大小明神を祀る。
西播磨総神殿の前、本殿の脇にある<銅鐘>。室町時代1506年の銘で、置塩城主・赤松義村が大願主となって製作とのこと。
ふたたび<拝殿>全景。
社殿の東側にたくさんの境内社があるので、再び「播磨国総明神」の扁額の掛かる鳥居まで戻って、くぐった先の右側から見て廻る。
はじめは<琴平社>。ここから東(右方向)に向かって進む。
<鹿島社>の鳥居。
<鹿島社>の社殿。
<神明社>の社殿。
<戸隠社>の社殿。
<稲荷社>の鳥居。
稲荷社の鳥居の左脇にある<鬼石>。
<稲荷社>の社殿。
<案内社八幡宮>の鳥居。
<案内社八幡宮>の社殿。
<栗嶋社>の鳥居。
<栗嶋社>の社殿。
<長壁(おさかべ)神社>の鳥居。
<長壁神社>の社殿。
<姫道天神社>の鳥居。
奥に<姫道天神社>の社殿。学問成就の絵馬はこちらみたい。
境内北東端にある<祖霊社>の社殿。
長生殿の東側、境内社ゾーンの南側に池があって橋が架かっている。橋の先にある<龍の手水>。
<龍の手水>の後ろ側にある<厳島社>。
最後に境内西端にある<祓禊所>とその鳥居。
今回は播磨国の神社に初参拝のため、播磨國野神社参拝用に御朱印帳を購入。
※通常、当該国一之宮で御朱印帳を購入するが、播磨國一之宮の伊和神社ではオリジナル御朱印帳がないため、播磨國総社の当社のものを購入した。
※通常、当該国一之宮で御朱印帳を購入するが、播磨國一之宮の伊和神社ではオリジナル御朱印帳がないため、播磨國総社の当社のものを購入した。
裏面はこんな感じ。全体に柔らかく可愛らしいデザイン。(^▽^)/
すてき
投稿者のプロフィール
惣一郎1269投稿
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。